処暑(しょしょ)とは
8月23日頃にそれまでの厳しい暑さがとどまり、ひと段落して落ち着くという意味だそうです。

朝夕はめっきり涼しい風が吹き始め、しのぎやすさを実感しホッとしますよね。
またこの頃は二百十日(にひゃくとうか)と言って、
立春から数えて210日目にあたり、
台風がやってくる時期だとも言われています。
確かに立て続けに台風が襲ってきては各地に被害がもたらされるのも、
この時期多く見受けられます。
厳しい自然の脅威を目の当たりにする傍ら、忘れることなく実りの季節が巡ってくる。
大地の恵みは有難く、天と地と、人の手に感謝の気持ちでいっぱいになりますね。
また夕暮れ時など、ひぐらしの鳴き声に耳を傾けオニヤンマの飛ぶ姿を目で追う。
子供の頃から見て来た夏の日の終わり、
日本の原風景に心洗われる感性をいつまでも落ち続けていたいものです。