ヤギママこらむ 季節を知らせる二十四節氣 −穀雨−

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季節を知らせる二十四節氣-穀雨-

 

春たけなわを迎える頃、二十四節氣は穀雨(こくう)に入ります。

 

穀雨と書いて字の如く穀物、五穀の雨の恵みの意味で、農作業の準備の始まる大切な時期となります。

また春の土用(4月18日〜5月5日)にあたるので、田植えを始める時期も自ずと決まってきそうです。

近所で自家菜園されている方は、いつも土用入りまでに必要な作業は終わらせているご様子を見受けます。

そう、土用の時期に土いじりは厳禁でしたものね。

 

そして雨水(あまみず)は草木の成長に欠かせなく、梅雨入りにはまだ遠いけれど穀物を育てる為に必要な降る雨が、この時期の穀雨なのだそうです。

 

染井吉野の花吹雪を名残惜しみながら八重桜が出番待ちと、花々が次々と咲き誇り、山吹や諸葛斎(しょかつさい*)、連翹(れんぎょう)に雪柳、辛夷(こぶし)やスミレにチューリップ、やがて花水木へと。

穀物の成長だけでなく美しい花々を観賞して楽しむのも目にうれしいものです。

 

また梅雨時の降り方とは違ったこの時期の雨は霧雨が多く、独特の風情が何とも言えません。

「春雨じゃ濡れて参ろう」 つい、そんな名セリフを思い出します。

え?若い人達が聞いたら何のことかわからないって?

いや、同年代でも知らない人いっぱいいるのかも(笑)

 

外に出ると、〈しとしと〉と雨が。

傘を差しかけるのは男の方か女の方か?

若い頃なら、男性に差しかけて欲しいと思ったものでしょうけれど、歳を重ねた今は男性の背中を眺めながら、そっと差しかけてみたい、なんて思ったりしています。

前を歩くこのお方は、今どんな表情をしてるのだろうと想像してそぞろ歩くのも、きっと楽しいのでありましょう(笑)

 

 

 

 

*諸葛斎(諸葛菜とも書く)三国志に出てくる諸葛孔明が、食用に植えた植物との言い伝えがある。それで諸葛斎(菜)との名前が。真偽のほどは不明。

 

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