これから起業したい人へ。○○○から始めないでください

こんにちは！　篠田法正です。

まだまだ毎日「暖かい」日が続いていますね。

さて、起業・独立に関するご相談を受けることが多いのですが、

その中でもよくあるのが、

「どんな商品、サービスで起業したらいいでしょうか？」

という「迷い」に関する相談です。

こういう相談を、例えば行政の起業相談窓口に行くと、

専門相談員の方々に、

「そんなの自分で決めてください。決まったら、どうするかという相談に乗りますよ」

と言われるらしいです。

でも、起業したい人が、まず初めにつまずくのが

この「何をやるか」という部分です。

実際、どんな商品・サービスを提供するのか、

物販なのか、対人サービスなのか、

店舗を借りてやるのか無店舗なのか、

などなど、何を売って起業するかについて、最初に決めなければなりませんが、

その「何をやるか」が、なかなか決められません。

もしもあなたが、大きな資本を持ち、

わずかでもいいので、何かしら事業の経験があり、

マネジメントのスキルもあるようでしたら、

「何を売ろうかな」から考え始めるからもしれません。

そして、市場調査をしたり、感性に任せて独自の商品開発を進めたりしてもいいかもしれません。

うまくいっているビジネスモデルを使って事業を始めるかもしれません。

でも、実際のところ、起業を考えている人の多くは、個人または数人で、小資本で起業をしようと考えているようです。

ビジネスの経験もない場合がほとんどです。

もしもあなたが、その一人であるならば、

「何を」から始めないでください。

市場調査から始めないでください。

ビジネスモデルから始めないでください。

個人または数人で、小資本で起業したいという方々へ、私が一番オススメしているのが、

「何を」（what）ではなく、「なぜ」（why）から始める

という考え方です。

なぜ、あなたは、起業をしたいのでしょうか？

その質問に、明確に力強く答えられるように考えると、自然と、無理なく、「何を」が見えてくるのです。

あなたの「なぜ」は明確になっていますか？

ぜひ、時間をとって考えてみてほしいのです。

これは、とても、とても、重要なことので、もっと書きたいのですが、長くなってしまいましたので、この続きは、次回またこのブログでお伝えします。

今日は、この辺で。