Chikakoハッピーコラム 季節を表わす二十四節氣「小満」

小満(しょうまん)

 

2020年5月20日

 

 

陽氣がよくなり、太陽の光を浴び

 

万物の成長する“氣”が次第に長じて

 

天地に満ち始めることから「小満

 

 

日毎に上昇する氣温により、生命がすくすく成長し

 

野山、草木の青葉は深みを増してくる。

 

 

 

秋に蒔いた麦の穂がついて、ほっと一安心… 少し満足

 


ここから「小満」という説もあります。

 

 

 

 

西日本では、本格的な梅雨の前のぐずついた天候になる「走り梅雨(梅雨の走り)」が見られる頃。

 

 

梅の実がなり、田植えの準備を始める頃でもあり

 

小満の末候は、麦秋到(むぎのときいたる)、育った麦が「麦秋」を迎えます。

 

 

 

えっ!?

 

麦秋(ばくしゅう)?? 今、5月でしょ…

 

と思われますよね。

 

 

麦秋とは、

麦が実り金色の穂をつける=麦にとっては収穫の「秋」、初夏にあたるこの時期を指します。

 

 

説明されると納得しますが…

 −なんかちょっと紛らわしいですよね!

 

 

 

余談ですが「麦秋」と聞いて何か思い浮かぶ事ありませんか??

 

 

皆さまお若いので、全然ご存知ないかもしれませんが

 

小津安二郎監督の映画 『麦秋』(ばくしゅう)1951年の作品

 

主演は、原節子 笠智衆 杉村春子 三宅邦子 佐野周二 など小津映画の常連の方々です。

 

 

 

北鎌倉が舞台のホームドラマで、娘の結婚問題を絡めた、父と娘の関係がテーマ。

(28歳では、既にお嫁に行き遅れていてお相手に贅沢な条件は言えない時代のお話)

 

 

常にローアングルの固定カメラ撮影の監督ですが、この作品のみ、クレーンショットのシーンがあります。

 

高低差のある砂丘を歩く主人公を背後から撮影したシーンで、常に主人公を画面中央に配置ためのクレーン。

つまりそれは、画面の構図を変えるためではなく、構図を一定に保つための策!!

 

さすが、小津監督のこだわりですね…

 

 

エンディングで黄金色の麦畑の風景が描かれている 『麦秋』です。

 

他に『晩春』 『東京物語』なども名作ですよね。

 

 

 

話が逸れましたが「小満」を過ぎると、梅雨。そして暑い夏と続きます。

 

それまでの心地よい今の時期、いつでも、どこにでも自然の息吹きを感じられます。

 

 

 

太陽に向かってすくすく伸びる植物、その生命の美しさや、自然界の“氣”に元氣をもらって

 

私達も、自分らしく美しく生きていきたいですね。

 

ミッションメンタリング協会認定講師
周防千賀子

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