博士の応援ブログ

Chikakoハッピーコラム 季節を表わす二十四節氣【雨水】

2021年2月18日

 

空からは雪ではなく雨…

厳しい寒さも和らぎ、雪や氷が解け始める。

 

「陽氣地上に発し雪雨とけて雨水となれば也」

 

寒さが峠を越え徐々に大地が温まり、陽氣や降水量が増えてきます。

 

 

雪や氷は水となり、草木が芽生える頃、

同時に強い春風や大雪など、不安定な時期でもあります。

 

土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

霞始靆(かすみはじめてたなびく)

草木萌動(そうもくめばえいずる)

 

雨が降って土に染み込み湿り氣を含む

春の日差しにかすみがたなびき始める

地面にうっすら草木の芽吹きが見え始める

 

冷たい雪が暖かい春の雨に変わり、大地に潤いを与える頃、

冬の間固くなっていた土も柔らかくなり、

眠っていた生き物も目覚めはじめます。

 

 

 

野山にぼんやりと春霞がたなびき、

幻想的な風景を演出する頃

 

のどかな春に見られるのが「霞(かすみ)」

キリッとした秋に見られるのが「霧(きり)」

 

「霞」は、たなびく

「霧」は、たちのぼる

そして夜の霞を「朧(おぼろ)」

 

季節によっての使い分け、

繊細な日本人の自然に寄り添った

風情のある素敵な言葉、伝えていきたいですね。

 

 

やさしい陽射しに、薄緑色の草木が見られる頃、

寒い冬を耐え忍んだ新しい命が、春の訪れを察して芽吹き始めます。

小さくて頼りなさそうでもしっかり根付いた草木、芯は強いですね。

 

雪に覆われていた地方では、

雪が解け始めて一部でも大地が姿を見せてくれると

“春の土”や“土匂う”などの季語があるように、

待ちわびた嬉しい春の兆しです。

 

また、この時期に降る雨は「養花雨」といわれ

梅や桜など春の花の開花をうながす大切な雨だそうです。

 

奈良時代お花見といえば『梅』だったとか…

それで「万葉集」には桜の和歌より梅を詠んだ歌が多いのですね。

 

ほのかな香りで小さな春の訪れを感じていたのでしょうが、

桜より早い開花の梅ですので

かなり寒い中でのお花見だったのではないでしょうか⁉︎

 

 

また、春のお花の「桃」、

本日の雨水に、おひな様を飾ると良縁に恵まれるといわれていますので、

是非、一年ぶりに飾ってあげてくださいね。

 

3月3日「上巳の節句」別名「桃の節句」です。

桃は、病や厄災を寄せつけない不老長寿の『仙木』といわれています。

 

対だった貝同士としか合わさらないハマグリ、

成長、繁栄のシンボルである植物の『菱』に例えた菱餅、

エビ・レンコン・豆など色とりどりの華やかなちらし寿司、

などと共に、桃の花を添えて

女の子の健やかな成長と豊かな人生への願いを込めて「桃の節句」を素敵にお祝いしたいですね。

 

余談ですが、

果物の桃、大好きだけど食べると痒くなる…という方は特に

この時期に桃の枝や花に触れておくといいそうですよ。

 

 

 

徐々に春へと向かう季節、

寒さで縮んでいた身体も柔らかい春の陽射しで

無駄な力が抜けてほぐれていきますね。

 

思いっきり伸びをして、

さあ!出来る範囲で動き始めましょう!!

 

 

 

 

ミッションメンタリング協会認定マスター
周防千賀子

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