博士の応援ブログ

Chikakoハッピーコラム 季節を表わす二十四節氣【大暑】

【 大暑(たいしょ)】

2021年7月22日

 

梅雨明け後の最も暑い頃

気温が上昇して、
本格的な暑さの夏到来です。

 

「暑気至りつまりたるゆえんなれば也」

 

夏の暑さが極まる季節、

快晴続きで、
日差しも容赦ないですよね。

 

『梅雨明け十日』という言葉があります。

一年で最も暑さが厳しくなる時、
熱中症や夏バテなどになりませんように
栄養&水分補給をお忘れなく…

 

 

 

 

桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
大雨時行(たいうときどきふる)

■桐が初めて花を結ぶ

初夏に薄紫色の美しい花を咲かせ
盛夏の今、たまご型の実をつける頃

花を結ぶとは、
実をつける事を意味します。

 

桐は神聖な木とされ、
日本国政府の紋章になっています。

そして最も身近に出会える
桐の花といえば、五百円硬貨ですね。

 

■土潤って蒸し暑し

水を含んだ熱気が
まとわりつき蒸し暑い頃

土は水分を含みしっとりして、
じめっとした暑さです。

強い陽気を受けて
土が熱を発することや、

熱そのものを
『土熱れ(つちいきれ)』といいます。

 

■大雨ときどきふる

夏の最後の候で
集中豪雨や夕立の頃

きれいな青空に湧き上がる入道雲が
突然の雷雨とともに
激しい夕立ちへと変わります。

 

強い夏の日差しで乾いた大地を
短時間の激しい雨で潤して、

何事もなかったかのように、
また夏の日差しにバトンタッチします。

 

 

 

 

7月19日から
夏土用期間に入っています(8月6日まで)

 

夏土用といえば…『丑の日』
丑の日といえば…『うなぎ』

『土用丑の日』は 7月28日です!

 

季節の変わり目の「土用」、

体調を崩しやすい時期ですので、
ビタミンA・B群を含むうなぎは

高タンパクで消化がよく、
疲労回復や食欲増進効果があり

夏バテを防ぐ
合理的な食べ物なのですね。

 

平賀源内の【本日 丑の日】

『土用の丑の日 うなぎの日
食すれば夏負けすることなし』

のフレーズは、

行きつけの鰻屋さんから、

消費が落ちる夏の時期を
なんとかして欲しい、

との依頼で考えたとはいえ

理に叶っている訳ですから、
素晴らしいですね。

さすが、江戸時代の
万能学者であり発明家です!

 

 

 

余談ですが…

 

新潟県 湯田上温泉 

さまざまな効能があり
「薬師の湯」として
知られているようですが

土用の丑の日に『丑湯』を楽しむと、
一年間無病息災で過ごせると
言われています。

 

土方歳三 生家

幕末の志士、土方歳三の生家が
販売していた『石田散薬』

薬草を摘むのは土用の丑の日のみ
決まっていたそうです。

「病除け」や「厄除け」のため
『薬狩り』を行うのは
土用の丑の日だけとは、

実に神秘的ですね。

 

 

年4回ある土用期間

昔から様々な決まり事や
言葉があります。

 

土を司る「土公神(どくしん)」という
神様がおられるので

土を掘り起こしてはいけない

但し、土公神が天上に行かれている
「間日(まび)」だけは

土の作業やガーデニングを
してもいい日とされています。

*夏土用の間日は…卯・辰・申の日
7月19日・23日・30日・31日です

 

 

他にも、「土用干し」

 

夏土用の時期に、
カビや虫の害から守る為、

衣服や書物に風を通して
陰干しする習慣があります
〈土用の虫干し〉

 

梅干しの天日干しも
この時期ですよね。

 

また、田んぼには水を入れず
土をひび割れ状態にするそうです。

それによって、雑菌の繁殖が抑えられ、
根もしっかり張るんだそうです。

 

それ以外にも、

「土用卵」
「土用しじみ」
「土用餅」

などなどがあるように

土用は特別な期間、

 

体調を崩しやすいこの時季だからこその、
昔からの知恵、

その知恵は自然界との
深い繋がりの風習、

それらを参考にして過ごすのもいいですよね。

 

 

暑い夏の暑気払いと言えば、
冷えた生ビールを思い浮かべるでしょうが…

 

”飲む点滴“と言われる温かい甘酒

枇杷葉湯などで
汗をかいて体温下げたり

麦茶はもちろん、緑茶にも
体の余分な熱をとる解熱効果がありますので

クーラーの効いたお部屋で
温かいお茶もいいですね。

 

即効性があるのは、
苦丁茶(くていちゃ)です。

体の熱を外に逃してくれますので
飲んだ瞬間、涼しく感じます。

但し、字のごとくちょっと苦いです…

抗酸化作用利尿効果がありますが、
とにかく体を冷やしますので

飲み過ぎにご注意ください。

 

 

食べ物ですと、旬の”瓜科”ですよね。

西瓜(すいか)・冬瓜(とうがん)・
苦瓜(にがうり)・胡瓜(きうり)など

シャッキとした食感も涼しげで
体温をさげてくれます。

 

 

夏の節氣最後の『大暑』、

そして夏土用の時期!

 

蝉の合唱やヒートアイランド現象で
暑さを感じても

朝・夕の打ち水や、
風鈴の音色が涼しさを呼んでくれます。

 

無理せず体調管理に重点を置いて、

楽しい工夫で蒸し暑い夏を乗り切りましょう。

 

 

ミッションメンタリング協会認定マスター
周防千賀子

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