博士の応援ブログ

Chikakoハッピーコラム 季節を表わす二十四節氣【処暑】

【 処暑(しょしょ)】

2021年8月23日

暑さが止まり、残暑も和らぐ頃。

 

朝夕の涼しい風や秋の虫の声も心地よくなりますが

台風の季節到来でもあります。

 

 

「陽氣とどまりて初めて退きやまんとすれば也」

 

厳しい暑さが峠を越え涼しさを感じる頃です。

陽氣が収まり、陰盛へとなっていきます。

 

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〜 七十二候 〜(しちじゅうにこう)
春夏秋冬一年間を二十四分割した、二十四節氣を更に三分割したのが七十二候。
季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉。
約五日ごとに移ろう細やかな季節。

 

①初候8/23〜8/27  綿柎開(わたのはなしべひらく)

②次候8/28〜9/01  天地始粛(てんちはじめてさむし)

③末候9/02〜9/06  禾乃登(こくものすなわちみのる)

 

①綿の実を包む花の萼(がく)が開き始める頃

萼がはじけて中からふわふわの綿毛が飛び出してきます。
この綿毛を紡ぎ、木綿の糸や布が作られます。

 

②天地もようやく暑さが弱まり始める頃

秋雨前線が冷たい空気や雨風とともに秋を連れてきます。
昼間は日差しのもと半袖で過ごせても、夜は急に冷え込んで寒く感じる時ですので上着はお忘れなく。

 

③日に日に稲穂の先が重くなってくる頃

色づきはじめる稲穂、刈り入れ間近の大事な時。

禾(いね・のぎ)… 稲や麦などの穂先の針のような毛/穀雨の総称
登(みのる)… 実る/成熟する

つまり、様々な穀物が実ってくる時期。

“ノ“と”木“の「禾」は稲穂が実った様子を表した象形文字だそうです。

 

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立春からの日数、

<二百十日>にひゃくとおか 2021年9月1日
<二百二十日>にひゃくはつか 2021年9月10日
<八朔>はっさく 2021年9月7日

この三日間は『農家の三大厄日』といわれています。

 

稲が結実する大事なこの頃の台風が
農作物に甚大な被害を及ぼすからだそうです。

 

現在のように正確な台風の発生・進路を即座に把握出来なかった昔は

その日の空や雲や風を見て、そして暦に従っての農作業だったのですよね。

 

ちょっとした自然界の変化を五感で感じ取れる能力が経験により培われていたのですね。

各地で「風鎮祭」と呼ばれる風を鎮めるお祭りをして収穫の無事を祈ったそうです。

 

 

余談ですが…

『実るほど 頭(こうべ)を垂れる稲穂かな』

この「ことわざ」はご存知だと思います。

 

「稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように
人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、
小人物ほど尊大に振る舞うものである」

 

確かににそうですよね、

本当に立派な方は自ずから周りの方々に尊敬されますので、決して自分から威張ったりせず謙虚ですよね。

中途半端な方ほど、偉そうに人を見下して威張っているように思います。

 

若い稲はまっすぐ天に向かって伸びて、稲穂へと成長、

更に稲穂の中のお米が育ってくると重さで稲穂が垂れ下がり

美しく輝く黄金色になっていきます。

 

その成長過程では、暑さや寒さに耐えたり、風雨にさらされたりを経験して豊かな実をつけるわけです。

 

これが人にも例えられて、

若い頃はひたすらまっすぐに成長して、途中色々な苦労を乗り越え

立派な人格形成した人は偉くなるほど低い謙虚な姿勢になっていく

という事ですね。

 

稲穂の中のお米がしっかりと育っていなければ、軽い稲穂ですので

頭を垂れるほど重みはなく頭は下がらない訳です。

 

人格者ほど、相手に敬意を払い意見を尊重、時に自分を譲る事が出来る。

見た目や肩書きは立派でも中身が伴っていないと、

虚勢を張って威張っているだけの小物!ということですね。

 

 

経営の神様として知られる【松下幸之助】さん

商売だけでなく、人の生きる道としてこの言葉を信条として志していたそうです。

 

決して苦労さえすれば良いわけではありません…

 

でも人の心を鍛錬できた人が「人格者」「人徳のある人」となれるのでしょう。

日々成長して人間としての徳を積んでいきたいですね。

 

 

さて、

9月1日は『防災の日』です。

年に一回、この日を目安にご自宅の防災グッズを
確認しておくといいかもしれませんね。

 

 

 

吹く風に秋の気配を実感できても

「秋暑」といって強い日差しの残暑がぶり返したり、

夏の疲れがで始める頃です。

 

夏はシャワーだけの方も

これからは湯船にゆっくり浸かって調子を整えていきましょう。

 

ミッションメンタリング協会認定マスター
周防千賀子

前回の二十四節氣【立秋】については、こちらをご覧ください
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