博士の応援ブログ

Chikakoハッピーコラム 季節を表わす二十四節氣【霜降】

【 霜降(そうこう)】

2021年10月23日

 

秋が一段と深まり日が短くなったのを実感

朝晩の冷え込みも増して前節の「露」「霜」へと変わる頃。

 

冬の足音が聞こえてきそうな節気になりましたね。

 

 

「露が陰氣に結ばれて霜となりて降るゆえ也」

 

時雨が降った後に、雨の露と陰の氣で霜が降りて霜柱となる。

 

地面がアスファルトで土が少ない都会での子ども達は“霜柱”を見かけたことはないかもしれませんね。

 

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〜七十二候〜(しちじゅうにこう)

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節氣を、更に三分割したのが七十二候。
季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、
約五日ごとに移ろう細やかな季節。

 

①初候10/23〜10/27 霜始降(しもはじめてふる)

北国や山里で霜が降り始める頃

 

空気中の水蒸気が氷点下に冷えたものに触れて出来る氷の結晶。

その霜を”降る“と表現するのは

昔、霜も「雪」のように空から降ってくると思われていたからだそうです。

 


②次候10/28〜11/01 霎時施(こさめときどきふる)

パラパラと、小雨(しぐれ)が降り出す頃

 

しとしと降り続くのではなく、通り雨のようにすぐに止んで、雲間から青空がのぞいたりします。

“女心と秋の空” ⁈ でしょうか…

初時雨は山の動物達が冬支度を始める合図だと言われていて、

太平洋側は晴天が続き、日本海側は低い曇り空になります。

 


③末候11/02〜11/06 楓蔦黄(
もみじつたきばむ)

平地でも、もみじやつたが色づいてくる頃

 

葉が赤色に変わるのを『紅葉』もみじなど

葉が黄色に変わるのを『黄葉』銀杏など

美しい紅葉の条件は、

・昼夜の温度差が大きい
・十分日射しが届いている
・適度な湿度がある

などだそうです。

今年、東京の紅葉はどんな色に染まるでしょうね。

 

 

 

余談ですが…

 

紅葉(こうよう)は、樹木の冬支度です。

冬に葉を落とす木々は、秋になり気温が下がり始めると葉への糖分や水分供給を止めます。

 

そのため葉緑素が壊れて今まで見えなかった黄色いカロチノイドという色素が浮き出て

葉の色が黄色になります(=黄葉)

そして赤いアントシニアン色素が葉の中に残った糖分により、葉が赤色になります(=紅葉)

 

『紅葉』もみじ:モミジの木や葉そのもの、楓(カエデ)の葉の別名

『紅葉』こうよう:モミジだけでなく秋になり寒暖差が激しくなり、葉が赤色や黄色に変わる自然現象

 

『紅葉』と書いて、”もみじ”って知らないと読めませんよね。

植物学で “もみじ”はないんですってね。

先程書いたように、もみじは『かえで科かえで属』でカエデの別名。

 

“もみじ” という言葉は、染め物の『揉み出づ(もみいづ)』が語源のようです。

 

紅花染めのベニバナの花びらには、

“紅色”と”黄色“ の二種類の色素が含まれていて、

 

真水に漬けて揉むと黄色い色素を「揉み出す」ことが出来て、

 

次にアルカリ性の灰汁(あく)に浸して揉むと

鮮やかな紅色が「揉み出せる」ことから “赤葉“ではなく『紅葉』が定着したそうです。

 

「草木の葉が赤や黄色くなる」という意味の動詞、“もみづ” が

「草木の葉の色が変わること・紅葉そのもの」を指す名詞、“もみじ” となったようです。

 

 

”かえで“という言葉は、

葉の形が蛙の手に似ているので「カエル手」(かえるで)から “かえで” と呼ばれるようになったそうです。

 

そして「もみじ」と「楓」を区別する基準は

葉が五つ以上の深い切れ込みがあり、手の平を広げたような形状のものが「もみじ」

それ以外の切れ込みが浅く葉先が細やかな形のものが「楓」(かえで)、

と区別しているようですが、

 

でも今も同じ意味のように使われているようですので

・イロハモミジ
・ヤマモミジ
・オオサカズキモミジ
・ハウチワカエデ

などの名称も“モミジ” でも “カエデ”と呼んでも間違えではないのですね。

 

桜前線とは逆に、北の大地から南下してきた紅葉前線

もう少し楽しめそうですね。

 

 

おまけ…

 

この時期になりますと、ふと思い出す短歌があります。

百人一首、又はアニメでご存知かと思いますが

 

【ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれないに水くくるとは】
在原業平(ありわらのなりひら)

 

神々が住み不思議な事が当たり前に起こっていた、いにしえの神代でさえ、

このような美しい事は起きなかったに違いない。

竜田川の流れが舞い落ちた紅葉が浮いて

真っ赤な鮮やかな紅色の絞り染めになっているなんて。

 

さすが『伝説の美男で風流才子』

恋多き、平安一のプレイボーイと言われる在原業平、

真紅に燃えているのは彼の心かもしれませんね。

 

 

 

さて、10月20日から「秋土用」に入っています。

そして31日はハロウィン!

 

秋ともお別れかと思うと、鮮やかな“山粧う”紅葉も、より愛おしく感じますね。

 

季節の変わり目、一日の気温差も激しいですので、お身体にお氣をつけてお過ごし下さい。

 

 

 

ミッションメンタリング協会認定マスター
周防千賀子

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