こんにちは!篠田法正です。
今日は、算命学の奥義、東洋史観から、「経営の目的」について考えてみましょう。
算命学は、本来、帝王のための学問です。
ですから、現代で言えば、オーナー経営者にとって、有益な考え方がたくさん見つかります。
経営者の集まりで、「御社の経営の目的はなんですか?」と尋ねると、
売り上げや利益目標、市場シェアや社員数などの目標を答える経営者は多いようです。
でも、これらは目的ではありませんね。
どちらかというと手段です。
なんのために、売上をあげるのでしょう?
東洋における国や組織経営の目的は、実にドライでシンプルです。
それは、「安泰」です。
安泰、すなわち、永続的に存在することで、顧客や従業員、そして社会に価値を与え続けることができるのである。
組織が安泰になるために必要なのは、バランス(中庸)です。
世の中に存在するものは、全てバランスが取れている。
バランスが取れなくなると存在できなくなり、消滅していくというのが自然界の法則なのです。
組織は存在することで自然界に負荷(コスト)をかけます。
一方で、組織が商品やサービスなどを通じて何らかの価値(ベネフィット)を与えます。
コストとベネフィットのバランスを取ることで存続することができます。
さらに、組織は、社会にベネフィットを与えた分だけ報酬を得ます。
例えば、反社会的行為など、社会の役に立たないのに報酬だけを得る組織は存続できません。
一方で、無報酬や採算を度外視した低価格の営業や、無報酬のボランティア事業も永続することは難しいわけです。
全てバランスなのです。
なお、組織の安泰といっても、一部のマネジメント層の保身のことを言っているのではありません。
トップが私欲に基づく理不尽な保身をする企業は、やがてバランスが欠けることになり、やがて衰退消滅するのです。
おっと、今日は、ここまでにしましょう。
篠田法正でした。
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