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季節を表わす二十四節氣【小寒】

年も明けて、
通常お忙しい方もこの時期だけは、ごゆるりとお過ごしになられましたでしょうか…

⁡⁡【小寒】⁡2025年1月5日(~1/19)

年があけて最初の節氣

更に寒さが厳しくなる頃です。

 

【立春】(今年は2/3)の前日までが「寒の内(かんのうち)

本日は「寒の入り」と言われ、

お便りは『寒中お見舞い申し上げます』となります。

冬至より一陽起こるが故に
陰氣に逆らう故益々冷える也

冬至より益々冷え込みが厳しくなる

これから更に寒さに向かう「冬本番」ということですね。

 

次の節氣が【大寒】ですので、その期間が最も寒そうですが

「小寒の氷 大寒に解く」という故事もあることから

小寒の方が冷え込み、大寒の方が暖かいということもあるようです。

 

まっ、物事すべてが順序どおりにはいかないということですね!

〜七十二候〜

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

①初侯・第六十七侯 1/5〜1/9

芹乃栄(せりすなわちさかう)

せりが生え始める頃

冷たい水辺で育つせりは、

一箇所から競り合って生えているので“芹”となったそうです。

 

日本書紀にも名が見られるほど、古くから食用とされてきた日本原産の野菜。

香りが良く、整腸作用、免疫力を上げる、老廃物の排出などの効果がある

ーまさに「和ハーブ」ですね。

②次侯・第六十八侯 1/10~1/14

水泉動(しみずあたたかをふくむ)

地中で凍った泉の水が溶け動き始める頃

空気も水も冷たく真冬の時期ですが、地中では『陽氣』が生じて、

既に少しずつ氷の下の水が春に向かい動き出しています。

 

そんな目には見えない自然界の変化を見逃さず感じとれるのは、

研ぎ澄まされた五感と自然界への信頼があればこそでしょうか…

③末侯・第六十九侯 1/15~1/19

雉始雊(きじはじめてなく)

雄のキジが甲高い声で鳴きはじめる頃

キジは日本の国鳥。

「ケーンケーン」という雄の声が聞こえたらパートナー探しの合図です。

 

全長80cm程の尾の長い美しい緑色の金属光沢のオス、

50~60cmの薄茶色で土や枯れ葉と同化する地味な色がメスです。

 

「朝キジが鳴くと雨、地震が近づくと大声で鳴く」

などと言われる程、自然界と繋がっているキジ。

 

足のウラで振動を察知するので地震は事前にわかるそうです。

鳥ですので緊急事態には飛びますが、空を飛ぶというより空中移動という感じです。

 

飛ぶのは苦手で、走る必死な姿もちょっと笑えますが

スピードがあって時速32キロが観測されているんですって。

 

また雛を連れたメスは、敵の気配に氣づくと、

自ら怪我を装って敵をひきつけヒナを草陰に避難させるそうです。

オスの方は、常に周囲を警戒しながらメスに寄り添い見守り、

敵の気配に氣づくと大きな声で鳴きメスを逃がすそうです。

 

キジは優しく家族愛に溢れているのですね。

お正月といえば

七難を除き 七福を与える”
『七福神』

 

①恵比寿天…
商売繁盛・五穀豊穣・家内安全・日本の神様

②大黒天…
財宝・福徳・食物の神様

③毘沙門天…
戦勝・北方の守護神・仏教の守り神

④弁財天…
紅一点・音楽や知恵・大河の女神

⑤布袋尊…
不思議な力・福徳円満・弥勒菩薩の化身

⑥福禄寿…
子孫繁栄(福)・富貴繁栄(禄)・健康長寿(寿)

⑦寿老人…
幸福・財宝・寿命・福の神様

都内では

浅草名所七福神
亀戸七福神
柴又七福神
山手(目黒界隈)七福神

など沢山の七福神めぐりがあります。

お住まい近くの七福神を巡ってみるのもいいですね。

さて、お正月にひと息つく頃、

1月7日は「五節句」のひとつ⁡『人日の節句(じんじつのせっく)』です。

『七草粥』の日の方がわかりやすいですね。

セリ
ナズナ
ゴギョウ
ハコベラ
ホトケノザ
スズナ
スズシロ

その辺の草⁈に思われるでしょうが

胃腸の改善や貧血防止、生活習慣病の予防や抵抗力の向上、

むくみの解消やシミ予防などなど

ビタミン、カルシウム、鉄、マグネシウムの栄養素が豊富に含まれているのです。

 

これら『春の七種(七草)』を入れたお粥は、

ハレの日のご馳走続きで疲れた胃腸に優しいお粥。

春のいのちの芽吹きで万病と邪氣を祓い、無病息災・長寿を手に入れましょう。

そして1月11日は「鏡開き」

年神様にお供えした鏡餅を下げて、お雑煮やお汁粉でいただきます。

 

神聖な鏡餅ですので、刃物は使わず木槌などで割るのがならわし…

 

武家から始まった行事のようですが

古代より『言霊』を信じて、縁起の悪い言葉(切る・割る・砕くなど)を避け、

別な言葉に置き換えるという素敵な習慣を受け継いで

 

「鏡割り」ではなく、

末広がりの『鏡開き』という言葉を選択したのですね。

 

素晴らしい感性ですよね。

 

 

 

一年で最も寒いこの時期、

この寒さを利用して氷餅・凍み豆腐・寒天作りなど『寒のお仕事』が始まります。

 

この時期だからこそ…

七草粥や鏡開きの力を借りて、無病息災や開運を招いて

一番寒いこれからの時期を乗り切りましょう。

長野県上田市「生島足島神社」(いくしまたるしまじんじゃ)
万物に生命力を与える「生島大神」と、国を満ち足らしめる「足島大神」で御本社は神池に囲まれた神島に建っています。
パワースポットとして人気だそう。

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

\YouTubeチャンネル続々更新中/

https://www.youtube.com/@DrHosei

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