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季節を表わす二十四節氣【冬至】

その名のとおり…冬に至る

最も昼が短いので一年で夜が最も長い日となります

【冬至】2025年12月22日(〜2026年1月4日)

「陰」極まって「陽」へ

 

太陽の力が一番衰える日ですが

衰えた太陽の力が復活する転換点ともいえます

 

冬至を境に上昇運に転じるとされているので

“一陽来復(いちようらいふく)“と呼ぶこともあります

 

一年の始点や、太陽の誕生日、復活祭として各国で祭典が行なわれます

 

東京新宿区の「穴八幡宮」でも『一陽来復御守り』を本日より節分まで買い求めることができます

 

冬至
大晦日
節分

の日となる夜中12時(0時)に御守りが恵方を向くようにおまつりします

日南の限りを行て日の短きの至りなれば也

太陽が最南側の起動を描くので

北半球では太陽が最も低い位置を通るため昼間の時間が短くなります

〜七十二候

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

①初侯・第六十四侯 12/22〜12/25

乃東生
なつかれくさしょうず

なつかれくさが芽を出し始める頃

冬が深まり雪が積もり、殆どの草花が枯れていきますが

「なつかれくさ」は芽を出し、茎を伸ばし始めます

 

冬に芽を出して初夏に紫色の花をつけ

夏の盛りに花が枯れ黒くなってしまうため「夏枯草(かこそう)

 

 

この枯れた花穂のカゴソウ…

消炎や利尿作用があり腎炎・むくみに効果的な漢方となります

 

花の形が弓矢の矢を入れる道具(うつぼ)に似ているので靫草(うつぼぐさ)とも言われます

 

【夏至(げし)】の初侯「乃東枯」(6/21〜6/25頃)と対になります

②次侯・第六十五侯 12/26〜12/30

麋角解
おおしか(さわしか)のつのおつる

「麋」とは大型の鹿のこと
大鹿の雄の角が根本から自然に取れ落ちる頃

大鹿とは、トナカイの一種ナレシカまたはヘラジカだとされています

 

サンタクロースのソリを引くトナカイさん

日本には生息していない種類だそうです

 

大きいけれど軽やかで雪の中でも凛としたカッコいいイメージですよね

 

北米で「ムース」と呼ばれているシカです

 

大きく立派に枝分かれした角、

冬に抜け落ちて春頃に柔らかい新しい角が生え始めるそうです

③末侯・第六十六侯 12/31〜1/4

雪下出麦
せっかむぎいずる

⁡⁡雪の下で麦が芽を出す頃

冬の間に積もった雪に埋もれながら

秋に蒔いた麦の種がひっそりと芽吹き始めて春になるのをじっと待ち続ける

 

固く凍った地面、更にその上に冷たい雪

 

雪しか見えない麦畑の下で既に芽を吹いているなんて…

麦の別名は「年越草」というのも納得ですね

 

 

そして冬の間の「麦ふみ」

これをする事で麦に圧をかけて収穫量を増やせて

収穫期の雨や風で倒されない背丈の麦にもなるそうです

 

麦ふみは日本独自の農法なのですって

 

これが子育てにも例えられて

幼い頃にしっかりと手をかけて育てることの大切さや経験を糧にして強い人間になれる…など

麦は人生の実りとも重ねられているようです

 

【小満(しょうまん)】の末侯「麦秋至」(5/31〜6/4)と対になります

古代北欧でも「ユール」という冬至のお祭りがあります

 

この時期、日中でも太陽が昇らない極夜となるので

「ユール・ログ」といわれる“木の幹”を燃やして

悪霊を払い太陽の復活を祝う儀式を行なっていたそうです

 

木の幹…

これが後にクリスマスにお馴染みの「ブッシュ・ド・ノエル」 という事ですね

日本で【冬至】といえば

冬至かぼちゃ・小豆粥・そして柚子湯

 

文字だけでも心と体がほっこりしますよね

 

「かぼちゃ」

野菜不足の冬にビタミン・ミネラル・カルシウム・食物繊維などバランスよく栄養たっぷり

収穫は7月〜8月

その後数ヶ月貯蔵して追熟させることで水分が抜けてデンプンが糖分に変わり、

ホクホクした食感と甘みを感じられる美味しいかぼちゃになるそうです(=追熟野菜)

 

全てのお野菜(果物)が採りたてが一番美味しいわけでは無いのですね

 

かぼちゃ以外に、さつまいも・アボカド・ゴーヤなども「追熟お野菜」だそうです

 

「あずき」

毒を失くして痛みを止める赤い色で厄祓いと運氣上昇

 

ポリフェノールや食物繊維、カリウムや鉄分、

そして、でんぷんやタンパク質など豊富な栄養素により巡りをよくして

便秘やむくみ解消や疲労回復・冷え性予防など体を内側から整えてくれます

 

寒さに負けない体づくりにお役立ちの食材です

 

「ゆず」

血流促進して冷えを改善

木の寿命が長いことから無病息災を願う

 

ゆずは、柚子(ゆず)=融通/冬至(とうじ)=湯治

ということで

“融通をきかせて世間を渡れますように”との願いも込められていて

融通がきくとは=「体が丈夫」という意味だそうです

 

そして柚子湯は

血行促進、冷え性緩和、風邪予防、美白効果や⁡柑橘系の香りによるリラックス効果もあり

邪氣を避けられるって最強ですね

冬至は他にも「冬の七種(ふゆのななくさ)

なんきん
れんこん
にんじん
ぎんなん
きんかん
かんてん
うんどん(うどん)

など、「ん」が二つある食べ物が “運盛り野菜” としてお勧めです

 

他にも「ん」がひとつですが、

こんにゃく・おでん・マカロン・スコーンなどもいいですよね

古くから重視されて、皆さまも聞き覚えのある

「ニ至ニ分」(夏至・冬至/春分・秋分)の一つの…【冬至】

静かな冬を迎える節目

 

冬至かぼちゃ』で栄養をつけて『柚子湯』で温まるという

昔からの慣習を是非お試しくださいませ

そして数日後のクリスマスが終わると一気に

⁡しめ縄や鏡餅、そしてお節料理、年越しそばなど盛りだくさんです

 

感謝の気持ちでゆく年を送り、心穏やかにくる年をお迎えしたいですね

 

 

新年には是非「お屠蘇(おとそ)」を…

※屠蘇は薬草(肉桂・山椒・白朮・桔梗・防風など)を砕き
大晦日の夜にお酒や味醂に浸して元旦にいただきます
ちょっと⁈お薬っぽいですが身体にはとても良いですよ

 

屠…邪氣を祓う
蘇…命(魂)をよみがえらせる

という意味があります

 

若い方から年長者へとエネルギーを繋いでいきますので

年少者より順次、新年の縁起と長寿を願い召し上がってください

 

「天中殺」の方は最年長者の方の前にいただいてくださいませ

(現在は大人数でお屠蘇を順次いただくお宅は少ないかもしれませんね…)

皆さま

どうぞ良いお年をお迎えください

 

そして新たな一年

無病息災で更に軽やかに駆け上れる年でありますように…⁡

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

自分の内側から答えを引き出す視点を持った、ミッションメンタリングマスターと一緒に、自分の才能と使命の設計図を読み解いていきましょう。
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