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季節を表わす二十四節氣【小雪】

「雪」の文字が出現です。

北風の冷たさを実感し始め

北国では平地でも雪になることがあります。

【小雪】2025年11月22日(〜12/6)

積もるほどの雪ではなく

チラチラ降ったり、うっすら白くなる程度の雪なので【小雪】

でも陽射しは弱くなり

次第に冷え込みが厳しくなってきます。

冷えるが故に雨も雪と也てくだるが故也

日照時間が短くなり、空気は冷えて

雨は降ってくる間に雪となっていく頃

 

いよいよこれから本格的な寒さへと向かいます。

〜七十二候

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

①初侯・第五十八侯 11/22〜11/26

虹蔵不見 
にじかくれてみえず

曇り空が多く虹が見えなくなる頃

虹は空気中の水滴に太陽光があたって反射(屈折)することで現れるので

日差しも弱く空気は乾燥してくるこの時期になると見えにくくなります。

 

雨上がりに思いがけず見えたとしても

夏の空のようなくっきりとした虹ではなく、

ぼんやりと白っぽい虹で、すぐに消えてしまうのです。

 

そんな『冬の虹』は、ひっそりと物寂しい趣と同時に

珍しいものに出会った新鮮さも表現しているそうです。

 

 

「蔵」(くら)と書いて
「隠れる」(かくれる)と読みます。

 

「蔵」は物をしまっておく場所でしたり、

「お蔵入り」という言葉もありますように

“隠して表にあらわさない”という意味ですので「隠」ではなく「蔵」という文字。

 

この季節にお似合いな感じがしますね。

【晴明】末侯(4/15〜4/19頃)「虹始見(にじはじめてあらわる)」と対になります。

②次侯・第五十九侯 11/27〜12/1

朔風払葉
きたかぜこのはをはらう

冷たい北風が紅葉した木々の葉を落としていく頃

  • 「朔」というのは…「月の一日目」
  • 一日(朔)の干支は…「子」
  • 子(ね)の示す方向は…「北」

ということで「朔風」とは『北風・木枯らし』の事。

 

水分を含んだ北風は山地にぶつかり日本海側に雪を降らせ

山を越えた太平洋側では乾燥した「空っ風」となります。

 

 

冷たい北風に木々の葉が舞い落ちる「落ち葉時雨」の後は、

地面がたっぷりの日差しを受ける冬枯れの景色。

 

殺風景と思いがちな寒々とした風景ですが

葉に覆われている時には見えなかった枝々が現れます。

そして、沢山の落ち葉が土の中で肥料となり、

春を迎える植物たちの栄養になります。

 

既に新たな季節に向けての準備が巡っているのですね。

③末侯・第六十侯 12/2〜12/6

橘始黄
たちばなはじめてきばむ

⁡⁡たちばなの実が黄色く色づく頃

ヤマトタチバナ(ニッポンタチバナ)のことだそうです。

この時期、みかんやゆずなどの柑橘類の収穫時期ですね。

 

『橘』は古代日本では柑橘類の総称だったようです。

日本に自生している常緑樹で長寿瑞祥の樹として珍重されて

京都御所に「右近の橘、左近の桜」として植えられました。

 

文化勲章の文様は『橘』の白い花ですが、

実はこの文様、文化勲章の立案時は『桜』と迷っていたそうです。

 

昭和天皇の

 

「桜は花も葉も散ることから潔く散る武人の象徴であるが、

橘は常緑樹で緑青く永遠に続くものである。

文化を称える勲章も永久(とわ)に続くものであってほしい」

 

とのお言葉で『橘』のデザインになったとか…

素敵なお言葉ですね。

 

冬の寒さに向かい色のない風景のなか

黄色やオレンジに色づく柑橘系の実に、

癒されたり元気を貰えたり出来る貴重な存在ですね。

 

そんな日本固有の柑橘類ですが、現在は絶滅危惧種に指定されているそうです…

先日、県内の「酒造開放」の酒造所イベントに行ってきました。

 

地元の食べ物屋さんが出店してフードコートのようなスペースがあったり

酒粕詰め放題のイベントなどがあったりと、

お祭り騒ぎのように地域が盛り上がっていました。

 

日本は各地域に必ず老舗の酒蔵がありますよね。

 

お酒を醸造して貯蔵する酒蔵はどこも見応えがあり

受け継いできた歴史と伝統を感じさせられます。

 

 

明日11月23日は「新嘗祭」(にいなめさい)ですね。

 

なんか先月も聞いたような…と思われるかもしれません。

それは「神嘗祭」(かんなめさい)

 

伊勢神宮で10月15日夜から17日昼まで行われる行事。

天皇陛下が天照大神に初穂をお供えして感謝をお伝えします。

 

そして明日は「新嘗祭」

「新」…新穀
「嘗」…ご馳走を味わう

 

稲の豊作を祝い、来年の豊穣を祈願する収穫祭のこと。

その年の収穫を神様に感謝するお祭りです。

 

天皇陛下が新穀を宮中で、天照大御神や八百万の神にお供えして

自らも食することで収穫への感謝を表わします。

 

とはいっても11月23日は「勤労感謝の日」との認識ですよね。

今年最後の『国民の祝日』お楽しみくださいませ…って。

 

今年は日曜日で、次の日は振替休日ですので

冬本番の寒さ直前、

本年度最後の連休を、紅葉 & 落ち葉散策などで過ごすのはいかがでしょう。

 

 

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

自分の内側から答えを引き出す視点を持った、ミッションメンタリングマスターと一緒に、自分の才能と使命の設計図を読み解いていきましょう。
まずは、プレ講座やワークショップにご参加ください。

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