例えば、一つのことに夢中になり、周りの声が聞こえなくなる。
そこには、深く掘り下げる集中力があったのかもしれません。
何でも分解し、知らないことを確かめたがる。
そこには、未知のものへの探究心があったのかもしれません。
絵を描く。物語をつくる。人前で話す。
そこには、自分の中にあるものを外へ出したいという表現欲求があったのかもしれません。
もちろん、子どもの行動が、そのまま才能になるわけではありません。
しかし、注意されてもやめられなかったほどの強い衝動には、その人らしいエネルギーが表れています。
ところが、大人から注意されるうちに、「これは、自分の悪いところだ」と思い、
その力を心の奥にしまい込んでしまうことがあります。
もし、自分の才能がわからないなら、子どもの頃を振り返ってみてください。
「時間を忘れて、何をしていたのだろう?」
「何度注意されても、やめられなかったことは何だろう?」
大人から見れば困った行動でも、
その奥には、まだ名前をつけてもらっていなかった才能のタネがあるかもしれません。