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人に頼られるほど、自分の人生が後回しになる「土剋水のワナ」

こんにちは。篠田法正です。

以前、こんな方がいました。

その方は、宿命に「ハートフル」(禄存星)を持っていました。

 

人を応援したい。

困っている人の力になりたい。

喜んでもらえることが、自分の喜びになる。

 

そんな温かい心と、奉仕の才能を持つ人です。

その方も、さまざまな人から頼られていました。

「あれを手伝ってほしい」
「ちょっと相談に乗ってほしい」
「あなたならできるから、お願いしたい」

 

頼まれるたびに快く引き受け、毎日忙しく動いていました。

人の役に立ち、期待に応える。

とても充実しているように見えました。

 

ところが、私が、

「さて、あなた自身がやりたいことは何ですか?」

と尋ねると、その方は黙り込んでしまいました。

 

しばらく考えていましたが、答えは出てきません。

そして、少し沈み込んでしまったのです。

 

人のために、これほど一所懸命に動いている。

けれども、自分の夢を尋ねられると、わからない。

 

期待に応える力がある人ほど、このようなことが起こります。

 

できるから、頼まれる。

頼まれるから、応える。

応えられるから、また頼まれる。

 

その繰り返しの中で、「私は、本当は何をしたいのだろう」という自分の心の声が、聞こえにくくなってしまうのです。

算命学は、この現象を見事に説明することができます。

 

ハートフル(禄存星)は「土」のキャラ

一方、未知の世界へ踏み出し、新しいことに挑戦する冒険心を表すユニーク(龍高星)は、「水」のキャラです。

 

そして、「土」は「水」を剋します

「土」が強くなりすぎると、「水」の流れを堰き止め、その自由を奪ってしまうのです。

 

つまり、ハートフルの応援力や奉仕の心が強く働きすぎると、人の期待に応えることばかりを優先してしまいます。

 

そして、いつの間にか、

「新しいことをやってみたい」
「知らない世界を見てみたい」

という自分の中の冒険心を、忘れてしまうことがあるのです。

 

だからこそ、ハートフルを持つ人には、ある程度の「線引き」が必要です。

 

たとえば、

頼まれても、その場ですぐに返事をしない。

人のために使う時間を、あらかじめ決めておく。

自分がやりたいことの時間を、先に予定に入れる。

 

すべての頼みごとに応えるのではなく、自分なりのルールや決まりをつくるのです。

 

頼まれごとを断ることは、冷たいことではありません。

自分の人生を守るための境界線です。

 

人を応援することも大切。

そして、自分の中にある望みを応援することも、同じくらい大切なのです。

 

最近、人のために動くことばかりで、自分の新しい挑戦を後回しにしていませんか?

 

「できること」ではなく、

「本当は、何をやってみたいのか」

 

一度、自分自身に尋ねてみてください。

ミッションメンタリング協会
代表理事
篠田法正

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