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季節を表わす二十四節氣【立秋】

「夏土用」が終わり、本日から【立秋】

夏は極まり初秋の気配へとバトンタッチ。

少しずつ涼しい秋へと移っていきます。

【立秋】2025年8月7日(〜8/22)⁡

まだまだ残暑が続きますが、

秋の兆しが見え隠れしてくる頃です。

初めて秋の氣、立つがゆえなれば也

初めて秋を感じる頃

 

「氣」は、天地に生じる自然現象。

「立つ」も自然界の現象や作用などが目立って現れることを意味しています。

 

“暦の上では秋ですが、まだ暑さ厳しく…“
“立秋を迎えましたが、まだまだ暑い日が続きますので…”

などのフレーズを耳にするこの時期。

 

厳しい暑さでも

本日以降のお便りは「残暑お見舞い申し上げます」へと変わります。

〜七十二候

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

①初侯・第三十七侯 8/7〜8/11

桐涼風至
すずかぜいたる

夏の暑い風に変わり秋の風が吹き始める頃

残暑は厳しくても、朝晩や夕暮れなどに秋の気配を感じることがあります。

強すぎる太陽の陽射しも少しだけ和らいで

木立の日陰でも纏わりつくような風だった真夏からほんの少し冷ややかな風へと変わり

夕暮れには虫たちの音色も加わり

雲の形も変化して、さわやかな秋らしさを感じられます。

 

イワシ雲やひつじ雲と呼ばれる小さなモコモコした雲は可愛らしいですが、

低気圧の前面に見られる雲で、雨が降るサインのようです。

 

あんなに強烈な暑さの夏でしたが

自然界は着実に次の季節へと巡っていきますね。

②次侯・第三十八侯 8/12〜8/17  

寒蝉鳴
ひぐらしなく

夕暮れに「カナカナ」とひぐらしの声が聞こえ始める頃

ミンミンゼミやアブラゼミの鳴き声が真夏らしさを強調していましたが、

ヒグラシの声に夏の終わりを告げられているように感じます。

 

でもヒグラシはこの時期から鳴き始めるのではなく

真夏の朝や夕暮れの時間帯にも鳴いているんですって…

 

他のセミたちの鳴き声に圧倒されちゃっている、そんなヒグラシが主役のこの時期…

今年も無事に夏を乗り越えた自分を褒めちゃいましょう。

 

猛暑すぎた今年、蝉たちも夏バテ⁈なのか避難しているのか

真夏の蝉の声も少なかったように思いますが、

やはりヒグラシやツクツクボウシなどの「寒蟬」の声は

涼しさと共に寂しさも感じるので

過ぎゆく夏を惜しんでいるように聞こえますよね。

③末侯・第三十九侯 8/18〜8/22

蒙霧升降
ふかきりまとう

⁡⁡⁡森や水辺のひんやりした空気の中に白く深い霧が立ち込める頃

朝夕のひんやりした空気のなか

森や水辺に立ち込めた霧は幻想的で素敵な風景を演習してくれます。

気温と水温の差が大きくなってきたための自然現象。

 

同じ原理で、春の季節は「霞(かすみ)」という表現でした。

霧が発生する時は、下の方を覆い尽くすように溜まっていき、

霧が晴れていく時は、上の方に吸い込まれるように消えていく…

 

見慣れた風景を未知なる場所へ、との神秘的な演出ですが

「お先真っ!」の深い霧で視界が遮られると本当に怖いです。

いつもの道の運転も、その先のルートも、いつもと同じなのは解っていても、

ちょっと不安を感じながら慎重にハンドルを切りながら進みます。

 

突然、すうーっと霧がはれて、

いつもの見慣れた風景が広がると本当にホッとします…
(ここでやっと肩の力が抜けます)

8月13日からは

精霊会(しょうりょうえ) や盂蘭盆会(えらぼんえ)と呼ばれる「お盆」

 

ご先祖様が、あの世と呼ばれる世界(浄土)から、この世(現世)に戻ってくる期間。

ご先祖様の精霊を、生前を過ごした自宅で『迎え火』でお迎えして、

おもてなし後に『送り火』で再び浄土へ送り出す。

 

この時期に飾る「精霊馬」、

ご先祖様の霊がこの世に帰って来る際の乗り物です。

キュウリは足の早い馬に見立て、ナスはゆっくりな牛に見立てられます。

 

早く来て、お帰りはゆっくりという願いが込められているのですね。

 

あの世での幸せや冥福を祈り、私達の暮らしの安穏や繁栄を願います。
(東京では7/13〜ですね)

 

京都の「送り火」は壮大ですよね。

「五山送り火」と言って、京都の三方を囲む五山に

⁡大文字ー妙法ー船形ー左大文字ー鳥居形 の五つの送り火が燈されます。

お盆に訪れた精霊は、この壮大な送り火を見ながら迷わず帰って行くことができますね。

 

そう言えば、この時期の風物詩の「盆踊り」も、

本来はお亡くなりになった人々を慰め

共に踊って喜んで彼岸に送り出すためのもだそうですね。

【立秋】…まだ暑くても終わりゆく夏

 

僅かな秋の気配は自然界から感じとれます。

たとえば、ふと空が高くなったように思えたら

夏の雲の上に、流れるような秋の雲が見られるように…

 

あききぬと
目にはさやかに見えねども 
風の音にぞ驚かれぬる

 

小さな変化を五感で感じとれるって素敵ですよね。

自然界の小さな秋の気配を誰よりも早く見つけてみませんか⁈

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

自分の内側から答えを引き出す視点を持った、ミッションメンタリングマスターと一緒に、自分の才能と使命の設計図を読み解いていきましょう。
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https://www.youtube.com/@DrHosei

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