問題は山ほどある。
課題も次々に出てくる。
一つ解決しても、また次の問題が現れる。
なぜ、こんなことが続くのだろう?
その“根っこ”は、どこにあるのだろう?
そんなところから、議論を始めました。
すると不思議なことに、分野も経験も異なるメンバーたちの意見が、次第に一つの方向へと収束していったのです。
そして、たどり着いた答えは、とてもシンプルなものでした。
「何をするか」
「どうやるか」
に追われすぎて、
「なぜ、それをするのか」
が置き去りにされているのではないか。
目の前の問題を解決し続けているのに、どこか満たされない。
頑張っているのに、楽にならない。
それは、能力や努力が足りないからではなく、「目的」が曖昧なまま走り続けているからではないか。
そんな結論に至ったのです。
経営者や起業家は、売上や生産性、人間関係、採用や育成といった目の前の「現実的な問題」に、どうしても翻弄されがちです。
しかし、古来の東洋の知恵では、本当に大切なのは、「現実」と「精神」のバランスだと考えられてきました。
特に、経営の理念や目的といった「精神」の部分が軽視されると、そのバランスは崩れ、結果として、さまざまな問題が表面化してきます。
この話は、経営者だけのものではありません。
仕事でも、人生でも、「ちゃんとやっているはずなのに、なぜかしんどい」そんな感覚を抱えている人は、とても多いのです。
では、この「目的」は、どうすれば見えてくるのでしょうか?
それについては、次回、もう少し踏み込んでお話しします。