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季節を表わす二十四節氣【秋分】

お馴染みの節氣ですね。

太陽が真東から出て真西に入る、

【春分】と同じように、昼と夜の長さがほぼ等しくなり、

この日は以前より日付けも変わらず、ずっと“祭日”です。

⁡【秋分】2025年9月23日(〜10/7)

「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」といわれるように

今、綺麗な夕焼けでしたのに、井戸の釣瓶が下に落ちるように、

あっという間に辺りは暗くなり「秋の夜長」へと向かいます。

陰陽の中分となれば也

陰陽・昼夜・暑寒もちょうど中間。

爽やかな秋らしい気候のはず⁈です。

〜七十二候

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

①初侯・第四十六侯 9/23〜9/27

雷乃収声
かみなりすなわちこえをおさむ

夏の間ゴロゴロ鳴り響いた雷が収まる頃

残暑も落ち着き心地よい秋の風が吹いて、

爽やかな陽気に包まれる季節になってきたはず…

 

高く澄んだ秋の空には、夏の大きなカミナリ雲の代わりに

消え入りそうな雲やモコモコした鱗雲が現れます。

 

「雷」は空気中の酸素や窒素に化学変化を起こさせ、

天然肥料の『窒素酸化物』を作り、雨と共に大地に降りそそぎます。

これが肥料と同じ効果で、稲や植物の成長を助けるそうです。

 

自然界に無駄はないのですね。(近年はちょっと極端過ぎることもありますが…)⁡

 

【春分】の末侯「雷乃発声」(3/30〜4/2頃)と対になります。

来年の春まで基本的に「雷」とはお別れですね。

②次侯・第四十七侯 9/28〜10/2

蟄虫坏戸
むしかくれてとをふさぐ

虫たちが早くも冬籠もりの支度を始める頃

元気に活動していた虫たちは、

秋冬の半年間を木の根・枯葉の下・土の中で静かに過ごします。

長期間なだけに準備は入念です。

 

でも、虫たちの冬籠もりもさまざまのようですよ。

・カマキリは雪に埋もれない高さに卵を産んで

・コオロギは温度が保たれる土の中に卵を産んで新たな命を繋ぎ

・モンシロチョウやアゲハチョウの幼虫はさなぎの状態で冬の寒さに備えて

・テントウムシやクワガタは成虫のまま木の根元や土の下で春を待つ

 

命をつなぐ事に全勢力を注がないと生き抜けない厳しい自然の中で、

来年までの長期間の冬ごもりのスタートです。

どの子達も無事に春を迎えられますように…

 

【啓蟄】の初侯「蟄虫啓戸」(3/5〜3/9頃)と対になります。

春に姿を現してくれるまでそっと見守りましょう。

③末侯・第四十八侯 10/3〜10/7

水始涸
みずはじめてかる

⁡⁡⁡田の水を落として稲穂の刈り入れを始める頃

黄金色に美しく色づいた稲穂が頭を垂れ、

秋が深まると、いよいよ稲刈りの準備です。

 

まず田んぼの畔の一部を壊して、田んぼに張っていた水抜きをします。

そして田んぼの水が涸れて、土が少し硬くなってきた頃、

稲刈りに適した時期となるんですって。

 

 

種籾の用意から約半年を経て、

刈り取られた稲が稲木に「はせがけ」状態で天日干しされている光景は、

まさに日本の秋の原風景ですよね。

 

 

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

の諺のように、

人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚にならなくては…

 

だって本当に偉く素晴らしい方は、既に周囲に認められているので、

自分から決して虚勢を張る必要有りませんものね。

 

昔から『米』の字にかけて「米作りには八十八の手間がかかる」といわれます。

丹精込めた作られた新米を感謝と共に楽しみに待ちましょう。

本日は「秋分の日」

9月20日から始まった秋のお彼岸の“お中日”

 

春分の日に比べると気温はかなり高いのですが、

危険な暑さの夏の後ですので、涼しさにかなり過ごしやすく感じられますね。

 

「暑さ寒さも彼岸まで」

暑さや寒さに伴う、辛い症状も、お彼岸の頃には辛さが和らいで楽になる…

そんな昔からの諺⁈は“言い得て妙”ですよね。

 

秋のお彼岸は、ぼた餅ではなく「おはぎ」

 

猛暑や台風被害に耐えて、無事に収穫出来る事への感謝と、

ご先祖を敬い亡くなった人をしのびます。

 

この時期のお花といえば、その名の通り「彼岸花(ヒガンバナ)

 

別名「曼珠沙華(マンジュシャゲ)

サンスクリット語で『天界に咲く花』

 

彼岸花の特徴のひとつは、

まっすぐ伸びた一本の花茎の先端に鮮やかな赤い花を咲かせ、

秋の終わりに葉が伸びて、翌年の夏前には枯れること。

 

加えての特徴は、

球根だけでなく、花・茎・葉など全てに“毒“があること。

 

「彼岸花」って、田んぼの畦道(あぜみち)や墓地の近くで見かけますよね。

それは…

稲や農作物、そして土葬で埋葬されたご遺体を

モグラやネズミなど土中移動の害獣から守るためだそうです。

 

「秋の七草」

春ほど知られていませんが秋にも「七草」があります。

 

万葉集に収められている、山上憶良(やまのうえのおくら)の歌

『秋の野に 咲きたる花を指折りかき数ふれば 七種の花
萩の花 尾花葛の花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花』

 

萩の花(はぎのはな)ーはぎ
尾花(おばな)ーすすき
葛の花(くずのはな)ーくず
撫子の花(なでしこ)ーなでしこ
女郎花(おみなえし)ーおみなえし
藤袴(ふじばかま)ーふじばかま
朝貌(あさがお)ー朝顔ではなく、桔梗(ききょう)が定説

 

春は「七草がゆ」など“食”を楽しむもので、

秋は「七種の花」の“観賞”を楽しんだり“漢方薬”になるものなど、

春と秋で異なるのですね。

 

今年(2025年)の「中秋の名月」は10月6日。

 

澄んだ空気に、一年で最も美しい月をくっきりと映し出してくれる今宵は、

お月見団子と秋の七草をお供えして

普段はあまり気にしない夜空のお月様を見上げながら、

虫の声と静かなる深まりゆく秋への季節の移ろいを感じてみるのもいいですね。

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

自分の内側から答えを引き出す視点を持った、ミッションメンタリングマスターと一緒に、自分の才能と使命の設計図を読み解いていきましょう。
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