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よかったじゃない、K君!

こんにちは。篠田法正です。

 

前回、銀行営業マンのK君が自分の名前の意味に気づき、元気を取り戻したお話を書きました。

今日は、その続きです。

 

*******

 

あのあと、しばらく経った日のことです。

やっと時間が取れたので、K君の銀行を訪れました。

 

カウンターの奥にいたK君に手を振って、

「来たよ〜。約束通り、定期預金の口座を開設します」

 

K君は、満面の笑顔で「うわあ、ありがとうございます!」

 

慣れない手つきで書類を広げ、周りの先輩に確認しながら、なんとか口座開設が完了しました。

 

通帳ができるのを待つ間、私はK君に聞いてみました。

「ところで、K君はどうしてこの銀行に入ったの?」

 

すると彼は、少し声をひそめて言いました。

「ここだけの話、本当は第1志望は○○銀行だったんです」と、大手銀行の名前を口にしました。

 

そして、

「でも、そこには入れなくて・・・」

「で、ここにしたんですね?」

「あ、いえ、第2志望は***銀行で、第3志望は***銀行、それから***銀行も受けたんですが、全部ダメで、結局、第5志望のここになっちゃったんです」

ちょっと苦笑いしながら答えてくれました。

 

確かにその銀行は、この地域では一番小さな銀行です。

K君、本当はもっと大きな銀行に入りたかったのですね。

 

そこで私は、すかさず言いました。

「よかったじゃないですか!」

「え?」

「だって、鶏の口作戦ですよね?」

「え?」

「ほら、言うじゃないですか。鶏口となるも牛後となるなかれって。

小さな鶏の口でもいいから先頭に立つ、大きな牛のしっぽになるなってことでしょ。

 

大きい銀行より、この銀行の方が、K君を頼りにしてくれるはず。

自分で主体的に、自分らしく頑張れるってことですよね。

 

だから、自分の人生のハンドルを自分で握れるよかったじゃないですか!」

 

「そうですね」

K君は大きく目を開いて、じっと私の顔を見ていました。

 

*******

 

人は人生の方向を決める時多くの人が、無意識にこう考えます。

  • 安定している方がいい
  • 失敗しない道を選びたい
  • みんなと同じなら安心

それは、とても自然な感情です。

 

でも、その選択を重ねていくと、気づかないうちにこうなります。

「自分の人生なのに、自分で決めている感じがしない」

 

これが、モヤモヤの正体です。

ミッションメンタリングで言う「自分軸が弱い状態」です。

 

 

牛のしっぽは、自分では進む方向を決められません。

前を歩く牛に、ただついていくだけです。

 

一方、鶏口は小さい。

責任もあるし、不安もあります。

 

でも、決定的な違いがあります。

「進む方向を、自分で決められる」

これが主体性です。

 

そして人はこの主体性を感じられるときにこそ、大きなエネルギーが湧いてくるのです。

 

********

 

私は、K君に話を続けました。

 

「僕はもう先が短いけど、K君は若いから、これから未来がたくさんあるでしょ。

やりたいこと、実現したいこと、たくさんできるよね。

 

そうだなあ、もしも僕がK君なら、地元の中小企業の経営者を集めて

あんなことや、こんなこと・・・色々やってみるなあ。

 

で、そこで得られる経験や人脈は、きっと次のキャリアに役に立つと思うなあ。

うわあ、いいなあ、羨ましいなあ。僕と代わってほしいなあ。いいなあ」

 

・・・と、ここで我に返りました。

 

静かな銀行で、一人だけ盛り上がってしまっている自分に気づき、少し恥ずかしくなりました(笑)。

 

でもK君は、ニコニコしながら聞いてくれていました。

ミッションメンタリング協会
代表理事
篠田法正

あなたも、自分の内側から答えを引き出す視点を持った、ミッションメンタリングマスターと一緒に、正しいステップで「自分軸」を見つけましょう。
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