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季節を表わす二十四節氣【小暑】

暑さが本格的になる頃

近年は、梅雨空のはずの時期から真夏のような強い陽射しと、

熱中症警戒アラートまで発令される日もありますが…

【小暑】2025年7月7日(〜7/21)

爽やかだった風もあっという間に熱を帯び始めます。

大暑来れる前なれば也

⁡【大暑】(たいしょ)とは、この次の節氣(7/22〜)

「大暑」の前の節氣で「小暑」ということですね。

 

小暑と大暑の期間が『暑中』となり、

季節のお便りは「暑中お見舞い申し上げます」となります。

〜七十二候〜

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

①初侯・第三十一侯 7/7〜7/11

温風至
あつかぜいたる

気温が上がり温かい風が吹いてくる頃

温風(あつかぜ)とは「南風」のことで「白南風(しろはえ)」とも言うのですが、

この呼び方

  • 梅雨明けの頃の南風を「白南風(しろはえ)」
  • 梅雨の最中頃の南風は「黒南風(くろはえ)」

と区別していたようです。

 

どちらも亜熱帯から吹く暖かく湿った風ですが

時期により、風も色の使い分けで言い表していたなんて

ちょっと文学的で素敵ですよね。

 

陽射しも徐々に強くなり、吹く風も熱気を含んできます。

湿った空気が山を越えて、乾いた暖かい風となるフェーン現象が起きると、

更に気温があがりますね。

 

そんな日の夕暮れ

打ち水で冷やされた大地の香りや

“チリン・チリ〜ン”と鳴る風鈴の音色に癒されますよね。

 

・・・って、既に昔の情景かもしれません。

②次侯・第三十二侯 7/12〜7/16  

蓮始開
はすはじめてひらく

蓮の花が咲きはじめる頃

泥の中から茎をのばし、美しい花を咲かせることから

清らかな象徴で「極楽浄土」で咲く花ともいわれます。

 

「蓮は泥よりいでて泥に染まらず」

なんか素敵な表現ですね。

 

蓮の花びらが散ると、

真ん中の花托が “ハチの巣” のように見えることから「蓮」と名付けられたようです。

 

早朝の花開く時、ポンという音と共に一気に開き、お昼過ぎには閉じる…

これを三日間繰り返して四日目に散っていくんですって。

 

 

泥水の中で育った花には何の汚れもない…

 

仏教では

泥水=煩悩や苦しみの世界
花 =憧れの世界

心を清らかにしてくれる花とされます。

確かに仏様は蓮の花の台座の上にいらっしゃいますね。

 

蓮って最も古いお花なのですって。

でも、原産国は不明だそうです。

 

 

この時期の水辺を美しく演出してくれる植物、ハスとスイレンとの見分け方は簡単です。

 

《葉や花の違い》

ハス

  • 葉は“立ち葉”といい水面の茎から上に伸びる
  • 円形で撥水性があり、切れ込みはない
  • 花も水面から高い位置に咲き少し丸みがある
  • 花びら一枚ずつ散りそのあと花托が出来る

スイレン

  • 葉は水面に浮かぶように張り付いている“浮き葉”のみ
  • 円形ですが、切れ込みがある
  • 花も水面近くに咲き少しシャープで
  • 咲き終わるとしぼんで沈む

そういえば、

ハスの葉の上を、朝露や雨の水滴がコロコロ転がっている映像を見かけますよね。

 

蓮の葉の表面には細かい突起があり、

ワックスのような成分を出して水滴が葉につかないように水を弾いているんですって。

→「ロータス効果」と言われているそうです。

③末侯・第三十三侯 7/17〜7/21 

鷹乃学習
たかすなわちわざをならう

⁡⁡鷹のひなが成長して巣立つ準備をする頃

飛び方や獲物の捕まえ方など、

独り立ちに備えての練習に真剣に取り組んでいます。

 

鋭い視力・優れた飛行能力・強力な爪が特徴的な鷹。

大空を風に乗って優雅に旋回しているように見えますが

視力は人間の8倍もあります。

紫外線感知で獲物の位置を正確に感知し、気流を利用して急降下しながら追跡します。

捕獲するときは時速80km、最高速度は240kmに達するそうです。

 

縄張りを必要とするオオタカの親子が一緒に大空を舞うのは、

子供が飛ぶ技を学ぶこの時期だけで、

親から離れてからは、二度と会うことはないんですって…

 

貴重な「親子鷹」の独り立ちに備える空での舞は

嬉しいような寂しいような気持ちになりますね。

 

『能ある鷹は爪を隠す』
『トンビが鷹を生む』
『鷹は飢えても穂を摘まず』

などの諺があるように

鷹は力強さ・高潔さ・そして賢さも身に付けているのですね。

本日七月七日、
五節句の四番目「七夕の節句(しちせきのせっく)

 

願い事を短冊に書いて星に祈る「星まつり」

笹竹に飾り物をするので「笹の節句」などと呼ばれています。

七夕(たなばた)の呼び名が最も知れ渡っていますね。

 

笹竹は生命力が強く、成長も早く

中の空洞に神様が宿っていると考えられ、神聖なものとして扱われれていたそうです。

 

また真っ直ぐに天に向かって伸びていくので

“お願い”も届きやすいだろうと考えられていたのですね。

 

七夕に飾られる『五色の短冊』はもちろん 

木・火・土・金・水の「五行」からなる

青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の5色

 

それぞれの色に関連するお願い事は、より叶いやすいんですって。

例えば

  • 自らの成長とキャリアアップ→青(緑)
  • 家族の健康維持や家庭の幸せ→赤
  • 学業向上で資格試験合格→黒(紫)など。

 

お願い事やお飾り物でにぎやかに飾られた笹竹、夏らしい風物詩ですね。

 

 

夜空を眺めて、七夕の行事食「そうめん」をいただき、

邪氣を祓い無病息災を願いながら夏の夜空の天体ショーを楽しんで、

 

今年は既に6月に酷暑体験済みですが、

これからの本格的な暑さに備えましょう。

 

 

※2025年の「夏土用」は7月19日スタートです(〜8/6まで)

夏土用の「丑の日」は、初日の7月19日、二の丑の日は7月31日となります⁡。

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

自分の内側から答えを引き出す視点を持った、ミッションメンタリングマスターと一緒に、自分の才能と使命の設計図を読み解いていきましょう。
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https://www.youtube.com/@DrHosei

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