算命学では、大運天中殺という、最低20年の運勢の大きな変動期について研究が進んでいます。
大運天中殺は、誰にでもやって来るわけではないのですが、
働き盛りにこの大運天中殺になると、本人の実力以上に、財産や地位が上昇することがあります。
昔はすごかった人が、今は落ちぶれしまったり、あるいは、
裸の王様状態になって人から眉をひそめられたりするのには、
この大運天中殺が絡んでいることが実に多いです。
最近の不祥事などのニュースを見て、渦中の人を生年月日で調べると、
大運天中殺が終わって、それまでのような運の味方が無くなって、
トラブルを起こしている場合がほとんどです。
上がった運は必ずおちます。
大運で上昇したら、ソフトランディングの降り方をちゃんと学んでおかないと、
大運天中殺がおわったら、運が急降下します。
でも、多くの場合、成功してしまった人はそのことに気づかないようです。
今日もまた、そんな人たちのニュースがちらほらと。
謙虚であること。
大切な人生の教えです。
篠田法正