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季節を表わす二十四節氣【処暑】

(しょ)」は収まるという意味ですので、

暑さが止まり残暑も和らぐ頃となります。

【処暑】2025年8月23日(〜9/6)

朝夕の涼しい風や、秋の虫の声も心地よくなりますが、

台風の季節到来でもあります。

今年は8月中旬に、線状降水帯で床上浸水や土砂崩れの被害に

遭われた地域も多かったですよね…

 

特に近年は「これまでに経験したこのない○○」というセリフをよく耳にします。

危険な暑さや短時間記録的大雨など毎年更新⁈なんて怖いですよね。

陽氣とどまりて初めて退きやまんとすれば也

厳しい暑さが峠を越え涼しさを感じる頃

陽氣が収まり徐々に陰盛へとなっていきます。

〜七十二候

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

①初侯・第四十侯 8/23〜8/27

綿柎開
わたのはなしべひらく

(はなしべ)とは綿の花のガクのこと。
この萼(ガク)が開き始める頃。

萼がはじけて中からふわふわの綿毛が飛び出してきます。

この綿毛を紡ぎ木綿の糸や布が作られます。

元々、「綿」とは「絹」の事。

植物性の綿は、木の綿で「木綿(きわた)」または「綿(わた)」として区別されていて、

次第に「綿」ひと文字で「木綿(もめん)」を表わすようになりました。

 

国産の木綿『和綿』は、繊維が短く、太く、丈夫で独特の厚みと弾力が特徴で、

明治時代までは国産100%の木綿も現在は1%以下だそうです。

 

洗うほどに吸湿性や保温性にすぐれた木綿。

藍染めで更に美しく耐久性や防虫効果もアップしますね。

 

現在、国産木綿は今治のタオルやのれん、手ぬぐいなどで手にすることができます。

②次侯・第四十一侯 8/28〜9/1 

天地始粛
てんちはじめてさむし

「粛」は静まる、弱まるという意味で、天地の夏の氣が落ちつき暑さがおさまり始める。
朝夕はひんやりとした風を感じる頃。

秋雨前線が冷たい空気や雨風とともに秋を連れてきます。

昼間は半袖で過ごせても朝夜は冷え込んできますね。

実りの秋間近となってきます。

この頃から見られる秋を象徴する「蜻蛉(トンボ)

古くは「秋津(あきつ)」と呼ばれたり、

“輝けるもの”という意味の「カゲロウ」とも呼ばれていたそうです。

蜻蛉の翅が光り輝いている様を表しているのでしょうね。

 

蜻蛉で思い浮かぶのは、色ガラスを象眼したガラス製の丸い玉…『とんぼ玉』

 

柄が入った小さなガラス玉、模様のついたガラス玉を

トンボの複眼に見立てて『とんぼ玉』と呼ばれたそうです。

 

江戸時代には青地に白の花模様のことでしたが、

現在では模様に関係なくとんぼ玉と呼ばれています。

 

ネックレスや根付けやかんざしなどの宝飾品は、

作家さんの個性が光る素敵な一品物へと変身していきます。

私がお気に入りの工房でも、

伝統的な技法で全て炭火での手作業により工芸品のとんぼ玉を作っています。

作家さんによるとんぼ玉の違いも興味深いです。

③末侯・第四十二侯 9/2〜9/6

禾乃登
こくものすなわちみのる

⁡⁡⁡稲穂の先が黄色く穂先が垂れてくる頃

色づきはじめる稲穂は、刈り入れ間近の大事な時を迎えます。

(いね・のぎ)
稲や麦などの穂先の針のような毛/穀雨の総称

(みのる)
実る/成熟する

 

つまり、様々な穀物が実ってくる時期。

 

“ノ“ と ”木“ の「禾」は、稲穂が実った様子を表した象形文字。

緑一色、お見事にカーペットのように美しく広がっていた田んぼの稲の先が、

黄色に色づき始めた風景に

季節の移り変わりと共に元気に育ってくれた安堵感を感じます。

 

一本の穂に100〜200粒のお米がついてるんですって。

穂先は垂れてきますよね…

この時期、氣になるのは台風ですが

  • 〈二百十日〉にひゃくとおか 2025年9月1日
  • 〈二百二十日〉にひゃくはつか 2025年9月11日
  • 〈八朔〉はっさく 2025年9月6日・7日

この三日間は『農家の三大厄日』といわれています。

稲が結実する大事なこの頃の台風は、農作物に甚大な被害を及ぼしかねないですものね。

“秋暑”といって夏のような暑さに戻ることもあるこの時期。

風をおさめ豊作を祈る『風鎮祭』が各地で行われます。

 

富山県富山市西部で300年以上続く「おわら風の盆」

9月1日から3日間、先祖供養と五穀豊穣

そして「二百十日」の風を治めるお祭りがあります。

 

蒸し暑いような涼しいような、夏と秋が入り混じった空の下

越中おわら節に合わせて、編み笠をかぶり優雅に踊るのだそうです。

 

街全体がお祭り一色となり、

夜は提灯の灯りで幻想的な雰囲気なのですって…

9月1日は「防災の日」ですよね。

この日は、先程の「二百十日」でしたり、関東大震災(1923年)の日でもありますので、

9月1日を「防災の日」に定めたのでしょうね。

 

“災害は忘れた頃にやってくる”

という言葉に反して、

毎年のように国内だけでなく、地球上の何処で大災害が起こっていますよね。

 

ご自分の身を自ら守るためにも、お家に置いてある防災グッズ。

ついつい置いたままにしがちですが、

この日を機に賞味期限も含めて中身をチェックしてみましょう!

(あらっ⁈大変‼︎  我が家の災害保存食の一部の賞味期限2026年3月ですって…^^;)

暑かった夏のお疲れもでる頃です。

ご無理なさらずくれぐれも体調にお気をつけて。

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

自分の内側から答えを引き出す視点を持った、ミッションメンタリングマスターと一緒に、自分の才能と使命の設計図を読み解いていきましょう。
▶︎まずは、プレ講座やワークショップにご参加ください。

https://www.youtube.com/@DrHosei

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