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季節を表わす二十四節氣【立冬】

“秋の土用”が明けて本日より冬の節気が始まります。

暦の上では『冬』…

 

【立冬】2025年11月7日(~11/21)

冬の気配が感じられる頃

北国からは初雪の便りも届きます。

朝晩は冷え込み、木枯らしが木々の葉を落としていきます。

冬の氣立ち初めていよいよ冷ゆれば也

冬の季節を感じ

徐々に冬らしい冷え込みになり

木々達の冬枯れの様子が目立ってきます。

〜七十二候

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

①初侯・第五十五侯 11/7〜11/11

山茶始開
つばきはじめてひらく

「つばき」と読んでいますが『山茶花』(さざんか)が咲く頃

つばきは品種により冬から春にかけて開花していくので

初冬のこの頃に開花するのは“さざんか”だそうです。

冬枯れで色のない景色のなか鮮やかな赤い山茶花に魅了されますね。

 

 

椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)の違い

 

椿…ツバキ科の総称

万葉集の記述や縄文時代の遺跡からも種が発見されています。

歴史の古い日本を代表する花木で、花としても好まれています。

種からの油(椿油)も有名ですよね。

花も枝も丈夫なのは、

ちょっと重たい鳥たちに揺さぶられても大丈夫なようにだそうです。

 

山茶花…ツバキ科の常緑低木

耐寒性が強く半日影でも植え付け可能で、ツバキ科の中で最も早く咲き始めます。

童謡の『たきび』という曲(♬かきねの、かきねの曲がり角〜)の2番の歌詞にサザンカが登場します。

お家の生垣によく見かけますよね。

 

<つばき>           
開花期:11月〜3月
葉の特徴:葉のギザギザが浅い
花の形:筒状で立体的で厚い
散り方:お花ごと花首から落ちる

 

<さざんか>
開花期:10月〜12月
葉の特長:小さめでギザギザが深い
花の形:平開きで平面的で薄い
散り方:花びら一枚づつ散る

 

ツバキは指が触れたらお花ごとポトンと落下します。

ですから

武士達からは「首が落ちる」…と、縁起の悪いお花と嫌われていたそうです。

 

山茶花が咲いたら冬の始まりということですね。

②次侯・第五十六侯 11/13〜11/16

地始凍
ちはじめてこおる

張りつめた冷氣のなか大地が凍り始める頃

夜間の冷え込みも厳しく

冬であることを肌で感じられる時節です。

 

「海凍る」「川凍る」
「滝凍る」「月凍る」

など『こおる』という言葉がよく使われています。

 

本格的な冬はまだまだ先ですが、

寒さに慣れていないこの時期は、

聞いただけで思わず身構えて肩に力が入ってしまいそうです。

 

前侯の【霜降】で少し触れましたが、

霜が降りる夜に湿気の多い柔軟な土質の地中で

水分が凍ってできる「霜柱」が出来る条件は

  • 地面近くの気温:0℃
  • 地中の湿度:0℃以上
  • 土壌の含水率:30%以上

だそうです。

そして、下部に押し出されるように伸びていき、長い「霜柱」になります。

③末侯・第五十七侯 11/17〜11/21

金盞香
きんせんかさく

⁡⁡水仙の花が咲きはじめる頃

「キンセンカ」とありますが『水仙』をさすそうです。

 

水仙の花びらの真ん中の黄色いところを、黄金の杯『金盞(きんせん)

まわりを囲む6枚の白い花弁を、銀の台『銀台(ぎんだい)

にたとえて「金盞銀台」と呼び慣わしたことによるそうです。

 

厳しい寒さのなかスッと立ち上がって咲く姿は

美しく上品な香りで凛とした佇まいですよね。

 

お正月の床の間にとてもお似合いです。

 

でも強い毒性があります。

特に球根の「リコリン」などは食べると

吐き気や下痢、嘔吐、さらには昏睡低体温などの中毒症状があるそうです。

※ニラの葉と似ているので誤食が多いようです。どうぞお氣をつけください。

 

また学名は「ナルキッソス」と言って『ナルシスト』の語源だそうです。

11月といえば…
「酉の市」

毎年11月の『酉』の日に行われる「酉の市」は、

鷲や鳥にちなんだ寺社を中心として行われる恒例行事。

 

縁起物を買い、商売繁盛と来年の幸福を祈願する、

江戸時代から続く伝統的なお祭りです。

【今年の開催日程】
一の酉:11月12日
二の酉:11月24日

 

「酉の市」の頃になると、年の終わりの近づきと冬の訪れを覚悟させられます。

 

『新宿花園神社大酉祭』などは前夜祭から盛り上がります。

『浅草鷲神社』
『府中大國魂神社』

これらの神社が「関東三大酉の市」の一つに数えられているそうです。

 

 

そして、11月15日は「七五三」

子どもの健やかな成長に深謝して

これからのご加護を祈って神社に参拝する行事。

子供の年祝いです。

「三歳」…髪置
「五歳」…袴着
「七歳」…帯解

昔はこのような名称が付いていたようです。

 

多くの子ども達が、出産時や幼いうちに亡くなっていた頃。

小さな子どもの命は神の領域にあり

その運命を決めるのは“神様”と考えられていたようです。

 

そして三歳・五歳と無事の成長を喜び拝謝してお祝いしましたが

七歳は特に大きな節目となり、

氏神様にお参りして⁡“神の子”から“人の子”となり、

地域の一員として迎え入れられる「氏子入り」の風習があったそうです。

 

危うい乳幼児期を無事乗り換えた七歳のお祝いは、それ程重要視されていたのですね。

 

七五三といえば「千歳飴」

鶴と亀・松竹梅などおめでたい絵柄で紅白セットの千歳飴。

長い千歳飴には子どもの長寿を祈る親の願いが込められているそうです。

 

長さ1メートル以内
直径1.5センチ以内

と決まっているそうです。

細長い千歳飴の袋を引きずらないように持つのは大変でしょうが、

大事そうに抱えている姿はとても愛らしいです。

 

 

 

日が暮れるのが早くなりました…

本日は語呂合わせで「いい鍋の日」(11月7日)ですって。

 

魚介やお野菜などお鍋に合う食材が旬を迎えます。

美味しい“新蕎麦”のシーズンでもあります。

 

寒さに備えて旬の食材を取り入れ元気に過ごしましょう!

 

11/1にオープンした軽井沢プリンスの人工雪のスキー場

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

自分の内側から答えを引き出す視点を持った、ミッションメンタリングマスターと一緒に、自分の才能と使命の設計図を読み解いていきましょう。
まずは、プレ講座やワークショップにご参加ください。

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