自然界の法則で、自分らしく輝く

プレ講座
体験 ワークショップ
生き方キャラ
トイロキャラ解説
ピースチャート解説
入門講座
公式LINE
Chikakoハッピーコラム

季節を表わす二十四節氣【小暑】

⁡【小暑】2024年7月6日 (~7/21)

陽射しが強くなり本格的な暑さのスタートです。

爽やかに感じていた風も、いつの間にか熱風に変わっていますね。

 

梅雨時でもあり湿度が高くジメジメ・ムシムシ

更に陽射しの強さと急激な気温上昇で、暑さに慣れていないこの時期は、

体調を崩しやすくなりますのでご注意ください。

大暑来れる前なればなり

真夏の【大暑】の前の節気なので【小暑】

夏本番の一歩手前ですね。

 

本日の【小暑】から、最も暑い「暑中」の期間に入り、

季節のお便りも『暑中お見舞い申し上げます』 となります。

〜七十二候〜

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

 

①初侯・第三十一侯 7/6〜7/11

温風至(あつかぜいたる)

気温が上がり 夏の温かい風(⁈)が吹いてくる頃

温風(あつかぜ)とは「南風」のことで 

梅雨明けの頃の南風を「白南風(しろはえ)」とも呼び

梅雨の最中頃の南風は「黒南風(くろはえ)」といいます。

 

どちらも亜熱帯から吹く暖かく湿った風ですが、

時期により風にも白と黒の色をつけて言い表していたなんて、ちょっと“粋”ですよね。

 

晴れれば猛暑となり、雨が降ると災害級の豪雨…極端過ぎますね〜

この時期は爽やかで梅雨のないはずの北海道でも、梅雨のようなお天気になってくるそうですよ…

②次侯・第三十二侯 7/12〜7/16

蓮始開(はすはじめてひらく)

蓮の花が咲きはじめる頃

泥の中から茎をのばし美しい花を咲かせることから、

清らかな象徴で「極楽浄土」で咲く花ともいわれます。

 

「蓮は泥よりいでて泥に染まらず」

なんか素敵な表現ですね。

 

蓮の花びらが散ると、真ん中の花托が“ハチの巣”のように見えることから「蓮」と名付けられたようです。(はちのす→はちす→はす)

 

蓮の花は早朝に咲き、午後には萎んでしまいます。

花開く時にポンという音がするそうですね。

 

泥水の中で育った花には何の汚れもない…

仏教では

泥水=煩悩や苦しみの世界
花 =憧れの世界

 

心を清らかにしてくれる 「極楽浄土に咲く花」

 

根茎はレンコン、花托は切り花として仏前にお供えします。

お釈迦さまの『台座』は蓮の花ですよね。

③末候・第三十三侯 7/17〜7/21

鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)

鷹のひなが成長して巣立つ準備をする頃

飛び方や獲物の捕まえ方など、独り立ちに備えての練習に真剣に取り組んでいます。

大空を風に乗って優雅に旋回しているように見えますが、

獲物を捕獲するときは時速80kmのスピードが出せるとか…

明日7月7日は「七夕(しちせき)」 の節句です。

「たなばた」という方が耳慣れていますね。

 

願い事を短冊に書いて星に祈る「星まつり」、

笹竹に飾り物をするので「笹の節句」などと呼ばれていますよね。

 

織り姫と彦星が年に一回だけ会う七夕‼︎

天の川を挟んで、コト座のベガの織り姫と、わし座のアルタイルの彦星が輝きます。

 

現在は梅雨の時期ですが、旧暦では八月七日で上弦の月。

程よい明るさで月が天の川を隠し、二つの星の光を邪魔しないので、

織り姫と彦星がキラキラ輝いて見えるそうです…

 

旧暦の七夕の夜空を見上げて、ロマンチックな天体ショーを眺めてみたくなりますね。

 

 

古来の七夕は、「機織やお裁縫の上達を願うお祭り」だったそうです。

そして、細くて長く白い糸は「そうめん」に例えられるので

七月七日は「そうめんの日」でもあります。

また、中国語で「朝顔」のことは『牽牛』、

「牽牛」(けんぎゅう)=彦星

この時期を中心に「朝顔市」が開かれますものね。

 

また、「七夕の飾り」の短冊の元になるのは、

里芋の葉に溜まった夜露を「天の川」の“しずく”に例え、

墨を溶いて神木である「梶(かじ)」の葉に短歌を記し、願い事をしていた事のようです。

 

『七夕』にも自然界の様々な植物が関わっているのですね。

 

その後、江戸時代に一般的になり『五色』の紙に願いを書き、

生命力と神秘性を兼ね備えた“神の宿る”丈夫で神聖な笹に飾り、星に願いを託してきました。

 

もちろん五色の短冊は、陰陽五行の

木(青)・火(赤)・土(黄)・金(白)・水(黒)です。

それ以外に、

吹き流し・神衣(かみこ)・ひし形つなぎ・

ちょうちん・折り鶴・網飾り・財布・くずかご、

など沢山の飾りがあったようです。

 

 

また各節気には自然界の花(草)がありますよね。

例えば

人日の節句…春の七草
桃の節句…桃の花
端午の節句…菖蒲
重陽の節句…菊

 

でも七夕の節句に特定のお花はないそうです。

平安時代には撫子(ナデシコ)を飾ったようですが、現在七月七日は「かすみそうの日」ですって。

白いかわいいお花は、天の川に散らばる星たちでしょうか…

 

【小暑】が終わる頃、季節の変わり目でもある「夏の土用期間」(7/20〜8/7)に入ります。

 

年4回の土用の中で最もメジャーな「夏の土用」

今年は「土用の丑の日」が2回あります。

まずは7/24に、一の『丑』の日です。

 

 

 

これからの酷暑⁈

これが例年になってしまうのかな…

熱中症や紫外線対策をして、暑さに備えましょう。

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

\残席わずか/

ミッションメンタリング®の「宿命分析スキル」を身につけると、あなたの人生や仕事にどんな良いことが起きるのか、具体的にイメージしていただくための【無料動画】を用意しました。

関連記事

最近の記事

  1. 季節を表わす二十四節氣【大雪】

  2. 季節を表わす二十四節氣【小雪】

  3. 博士が愛する『幸せ』の公式 出版記念イベント

  4. 季節を表わす二十四節氣【立冬】

  5. 算命学で相手の心をつかんでその気にさせる方法⑩〈ほめる〉

PAGE TOP