博士の応援ブログ
こんにちは! 篠田法正です。
先日、資料を読んでいて感動したことをシェアします。
あなたは、
「なんで、あの人はいつもこうなんだろう・・・」
「もっと、ちゃんと考えて動けよ」
「要求ばっかりで、自分は何もやってないじゃないか」
などと、思うことないですか?
今日は、そんな方(私も含めて)に、こんなお話を。
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元F1チャンピオン「ミハエル・シューマッハ」がフェラーリに移籍した時、
どのようにフェラーリチームを世界一にしていったのか?
F1とは、世界最高峰の自動車レースです。
1年に19回、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど世界中で開催され、
数百億円を投資してフェラーリやトヨタが参戦、しのぎを削っています。
いつも私たちが乗る乗用車にも、レースで得た技術が活かされています。
そのF1で、以前世界一の座にいたのが、ミハエル・シューマッハ(独)。
96年、彼がフェラーリチームに移籍した直後の話です。
イタリアの名門フェラーリはレースで勝てず低迷していましたが、
プライドは高い。
ドイツから来たシューマッハを馬鹿にしていたそうです。
「なんだあいつは、ドイツ人だろう。おれたちはフェラーリだ」
普通、そんなことを言われたら、どう思うでしょうか。
(しかも当時既に、シューマッハはF1界のナンバーワンでした)
「そっちこそ、勝てもしないのに何やってんだ」
と怒りそうなものです。
が、シューマッハは違いました。
不満など何も言わず、仕事に集中しました。
毎日テストをし、ミーティングをし、より速く安全な車づくりに徹しました。
ここまでは分かります。
すごいのは、ここからです。
毎日、夜中まで続いたミーティングが終わると、
シューマッハはドイツから持ち込んだ1台のトレーラーに乗り込むそうです。
もちろん、家は別にあります。
何をしているのか?
ある日、フェラーリのスタッフが無理やり見せてもらったそうです。
「シューマッハ、お前はいつもそこで何をしてるんだ?!見せろ!」
トレーラーの中には
トレーニングマシンが並んでいたそうです。
シューマッハは言いました。
「僕はフェラーリを世界一にする。
そのためなら、どんなにつらいことだってやる。
だから毎晩ここでトレーニングしてるんだ」
それを見たチームのメンバーは、何も言えなかったそうです。
悪口ばかり言う人に囲まれながら
自分がやると決めた夢(フェラーリを世界一にする)に向かって
1人で立ち向かおうとしているシューマッハ。
そんな想いを見てしまったら、どんな気持ちがするでしょうか?
「あいつのためなら、徹夜などいくらでもしてやる」
「どんなことをしてでも、最高の車を作ってやろう」
「何が何でも、シューマッハを世界一にしてやろう」
次の日から、フェラーリチームは変わりました。
「シューマッハとフェラーリを世界一にしよう」
そして
f1のフェラーリチームだけでなく、
フェラーリの全社員が、シューマッハの写真を机の前に貼ったそうです。
「シューマッハとフェラーリを世界一にしよう」
という文字とともに。
移籍して4年後、シューマッハとフェラーリは、世界一になりました。
フェラーリにとって、21年ぶりの世界一。
誰も勝つことができない、最強のチームになりました。
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不満、愚痴、不安が出るのは、志が低いから。
さあ、志(ミッション)について、もう一度考えてみましょう。
自分軸確立ナビゲーターの篠田でした。
篠田法正
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