こんにちは! 篠田法正です。
日中は、まだまだ暑いですね。体調を崩している方も多いようですが、いかがお過ごしでしょうか?
国の借金は膨れ上がり、消費税も上がって、老後資金が2000万円不足するなどという話題も出て、
ますます、不安感が増すこの頃ではないでしょうか?
不安といえば、ふと、アメリカ留学時代のことを思い出しました。
当時、カーネギーメロン大学で最新の化学反応の研究をしていた私は、
朝から晩まで実験を繰り返していました。
仮説を立てて検証するという科学の基本プロセスなのですが、
やはり、不安になります。
「この方向で突き進んでいっていいのか、方法に間違いはないか、
ひょっとしたら、お金と時間の無駄遣いではないか?」
こんな不安が襲ってきます。
最先端の研究ですから、誰も答えを知りません。
「また、今日も期待したデータが取れなかった」
「これでいいのだろうか」
「なにかを失ってしまうのではないか」
人は、先が見えないとき、その方向に進んでいいのかどうか、不安になります。
そんなとき、研究室の指導教授(Kris Matyjaszewski)が、私のデータを見て、こういいました。
「Maybe, we are on the right track…」
その一言は、私をとても安心させました。
「track」とは、軌道、レール、線路のようなもののことです。
つまり、教授は、こう言ったのです。
「たぶん、我々は正しい軌道の上に乗って走っているよ」
この教授は、ノーベル賞をとってもおかしくないほどの優秀な研究者です。
もちろん、そんな教授でも、はっきりと先は見えていないと思います。
でも、そのひと言、正しい軌道に乗っているという言葉。
全く、無茶苦茶に走っているわけではなく、
先は見えない真っ暗なところだけれど、とにかく軌道に乗っている・・・。
とても安心しました。
しかも、主語が、We(私たち)であることに感激しました。
「先は見えないけれど、一緒に走っているよ」
という意味なのです。
人は、自分の成功を信じて、そばにいる人が一人でもいると、勇氣をもって前に進み続けられる。
あきらめないで成功するまで、前に進み続ける。
成功するまで進むので、成功しちゃうんですね。
結局、その後、私の研究は起死回生のデータが得られ、有名な学術雑誌に3報も論文を出すことができたのです。
ますます、混迷を増している現代、
暗く、先が見えない中でも、
「少なくとも自分は正しい軌道に乗っている」
そういう自信を持つことこそ、最も必要とされています。
この正しい軌道に当たるのが、人生ミッション、すなわち自分軸です。
自分の持って生まれた個性と能力を分析し、そこから自分の自分軸(軌道)を見つける。
そして、「そばにいるよ」という人とともに、互いに応援しあいながら、充実する人生を前に進む。
それを実現するのがミッションメンタリングです。
あなたの正しい軌道、見つかっていますか?
まだ見つかっていないなら、いますぐ見つけておきましょう。
人生の見え方がガラリと変わります。
We are on the right track.
とても好きな言葉です。
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