こんにちは!篠田法正です。
(おや、「ユニークさんの憂鬱」って何だろう?)と思って、このメルマガを読んでいただいたとしたら、
私の中の「ユニークさん」が、(上手く行った!)と喜んでいることでしょう。
ユニークさんとは、
- 人とは違っていたい、ユニークでありたい
- 奇抜なこと、変わったことをして面白くしたい
- 新しいことを企画したい
- 体験的に学びたい
- 放浪、旅行など、外の世界へ飛び出したい
という性質を持っている人のことです。

算命学では、龍高星という星の名前で表します。
私は、龍高星を持っていて、ユニークさん強めです。
だから研究者時代は、誰もやっていないテーマの研究が好きで、
誰も思いつかなかったアイデアで特許を出し、風変わりな研究者と言われることが楽しかったです。
今も、算命学という3千年伝わる古典的な学問を、
トイロキャラというユニークなものを使って、面白く楽しく、独自の方法で活用することを展開していますね。
ところが、このユニークさん、
同じことを続けるのが苦手です。
特に、セミナーや講演会で、前に一度話した内容をまた話すのがちょっと嫌でした。
受講者が全員、初めて私の話を聞くときは大丈夫ですが、
リピーターさんが何人かいると、「あ、また同じ話だ」と思われるのが特に嫌で、憂鬱でした。
(マニアックな五行論による解説:ユニークの「水」が、現実の「土」によって剋されている状態です)
そんな私は、昨年から、ふと思い立って、
講師としてのスキルを高めるために、プロの落語家の師匠の指導のもと、小話を練習しています。
数ヶ月繰り返していくうちに、だんだん上手くなっていき、
色々な人に見てもらって、笑いが取れるようになってきました。
4ヶ月ほど経った時のことです。
毎月定例の、師匠によるコーチングの時間でした。
「法正さん、今日も小話をやってみてください」
「はい」
小話のネタは同じです。
聞いていただく師匠も同じ人です。
何度も練習していたこともあり、普通に小話を終え、まあまあよくできたなと思っていたら、
師匠から一言。
「流してますね」
「うっ!」
見抜かれました。
「慣れが出ちゃっているでしょ。
同じネタを同じ人にやる時も、プロは、今日が初めての人のように全力でやるんです。
そして、日々練習して成長し続けるんです。」
イタタタタタ!
そうか、前と同じネタ、同じ人だから、全てが同じだと思っているのは、自分の思い込みだ。
時間も違えば、空間も違う。
一期一会、その瞬間、瞬間、新しいのだ!
周りの環境が同じに見えても、自分が全力で動いて、成長していけば変わっていけばいいのです。
そうすれば、いつもユニークが発動できるのですね。
(マニアックな解説:現状の「土」から抜け出し、行動変革の「金」へ移ることで、新鮮の「水」が生まれる)
私自身にとって、大切な氣づきになりました。
もし、あなたにも、ユニークさんの一面があるのなら、参考になれば幸いです。
さあ、今日も新鮮に生きていきましょう!

ミッションメンタリング協会
代表理事
篠田法正
