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季節を表わす二十四節氣【立夏】

【立夏】2024年5月5日(〜5/19)

春の土用が終わり
「夏」の文字の出現です。

立夏…
夏の気配が立ちあらわれてきたような時期

夏のはじまり・・・

 

【春分】と【夏至】の中間になります。

 

「夏」と言っても
爽やかな青空と新緑の美しい色と香り

行楽にも適した
一年で最も過ごしやすい季節なのですが、

 

近年は【立夏】 前後に
すでに「夏日」でしたり

思いのほか
冷たい雨の一日でしたりと、

日替り気温差や
一日の中での気温差が
大きい日が多くなった気がします。

 

夏の始まりですが
本格的な夏になるには
この後に訪れる「梅雨」を経なければなりません。

ムシムシする時期で
ちょっと憂鬱に思えても
「梅雨」も大切な季節ですものね。

夏のたつがゆへ也

夏の兆しが見え始める頃

 

春ならではの
独特のうららかで柔らかな空気から

光眩しい夏へと
空気は切り替わっていくので

『春眠暁を覚えず』
の気分から脱出して
ギアを上げてまいりましょう!

〜七十二候〜

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

 

①初候・第十九侯 5/5~5/9

蛙始鳴(かわずはじめてなく)

春先に目覚めた蛙が
元気に活動開始する頃

冬眠から醒めてもしばらくは眠いのか

静かだった「蛙」がようやく鳴き始めます。

田んぼや野原で賑やかな合唱も
聞こえて来る時期です。


「蛙」の語源は必ず
『元の所に帰る』ことから名づけられていて

「かわず」とは
川に住む「蛙」の事だそうです。

 

そして「雨鳴き」と呼ばれる
アマガエルの鳴き声!

アマガエルの皮膚って
すごく薄いので
天候の変化に敏感で

雨の前に高くなる湿度や
下がり始める気圧に反応して
鳴くんですって…

②次候・第二十侯 5/10~5/14

蚯蚓出(みみずいずる)

土の中で眠っていた蚯蚓(みみず)が地上に出て来る頃

虫達の目覚めは
春の【啓蟄】だと思っていましたが

違うマイペースな
お寝坊さんもいるのですね。

「蚯蚓」はこの時期からの活動だそうです。

 

そしてちょっとソローペースのミミズは

“目見えず”から
ミミズと呼ばれるようになったとか…

 

土壌の豊かさを象徴する存在のミミズ、

日本では田畑を耕す
小さな「自然の鍬(くわ)

英語では「Earth Worm
※Wormとは細長くて柔らかい脚のない虫

 

土を柔らかく通気性よく
豊かにしてくれる影の立役者…

人間にとって
とてもありがたい存在なのですね。

③末候・第二十一侯 5/15~5/19

竹笋生(たけのこしょうず)

筍が土から頭を出してくる頃

えっ⁈ これから⁇

先月食べたのも…「筍」ですけど
と思われるでしょうが
これは『真竹』を指すようです。


種類によって
収穫時期が異なりますので

春先の「孟宗竹」から
「根曲がり竹」「月山竹」…など
様々な筍を6月頃まで楽しめるようです。

この時期だけの
「旬」のめぐみに感謝ですね。

 

我が家のお庭の
タラの芽・コゴミ・コシアブラなどの山菜を
今年も堪能させていただきました。

本当に採りたての山菜は
一切苦味がありません…

本日
五月五日は「端午の節句」

「端午」は月の初めの『午』(うま)の日

五月は『午』の月。

 

『午』が『五』と同じ発音なので
数字が重なる「五月五日」に定着したようです。

 

「鯉のぼり」は『立身出世』

吹き流しは
木・火・土・金・水 ですので
青・赤・黄・白・黒 の5色です。

 

「柏餅」は『家系存続』

柏の葉は、春に新芽が出るまで
枝についているので、

繋いでいく『子孫繁栄』を、
葉で包むことで『殺菌作用』になり
『健康維持』を願います。

「菖蒲」は『邪気祓い』『勝負』『尚武』の音

強い香りと刀剣のような葉は
別名「水剣草」

「午(うま)」は『火』を表わすため
水辺の菖蒲は『火災除け』です。

 

美味しい「粽(ちまき)」や「柏餅」を食べて
爽やかな香りの「菖蒲湯」に入ることで

邪気を祓えて疲労回復出来るなんて…
素晴らしいですね。

 

健やかな成長を祈る「端午の節句」に
是非お試しくださいませ!

日本は昔『子供の楽園』言われていたそうです。


確かに昔の日本では、
天から授かった子供達は「世の宝」として

親だけでなく親戚や地域など
社会全体で慈しみながら
育てていたイメージがあります。

 

そんな姿を外国人達の目には
日本は大人が子供達を
大切に暖かく見守っている国、
と映ったのでしょうね。

 

時代は変わっても、
子供達が未来の社会を担う
大切な存在であることに変わりありません。

いつの世も
子供達の笑顔あふれる
日本でありたいものです。

そして5月の第2日曜日は
「母の日」(今年は5/12)

 

母の日といえば『カーネーション』

アメリカで、
ある女性が母親の命日に
教会でカーネーションを配った事が
発端のようです。

 

シャイな方も
日頃の「ありがとう」
照れずにお伝え出来るチャンスの日。

お花に限らず
感謝の気持ちを言葉にしてみましょう。

 

 

 

キラキラな光の夏。

眩しい陽射しが最も強い時期とも言われます。

 

お出かけ時には目のケアも含め
紫外線対策をお忘れなく…

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

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