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季節を表わす二十四節氣【春分】

春分・・・

皆さまご存知の節氣ですね。

 

太陽が真東から昇り、真西に沈む。

つまり、昼と夜の長さがほぼ同じになります。

⁡⁡【春分】⁡2025年3月20日(~4/3)

本日は、1948年に定められた、国民の祝日『春分の日』

「自然をたたえ、生物を慈しむ日」だそうです。

 

本格的な春を迎え、たっぷりの陽射しに誘われて、訳もなくワクワクする季節…

また、生活が変化なさる方も多い時期ですよね。

日天の中を行て昼夜等分の時也

昼夜の長さがほぼ等しくなる。

実際は昼の方が少し(14分ほど)長いとか…

〜七十二候〜

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

①初侯・第十侯 3/20~3/24

雀始巣
すずめはじめてすくう

すずめが巣を作り始める頃

屋根の隙間や雨どいなどに巣を作る、とても身近な存在の小鳥。

誰もがその姿を思い浮かべられる小鳥ですね。

 

古事記や日本書紀にも登場する「雀」

他の鳥の大きさを比較する基準の鳥となるので、

「ものさし鳥」とも呼ばれているそうです。

 

秋の収穫期に稲穂をついばみ、農作物を荒らすこともあるのですが、

エサ場の田畑の減少や、近年の住宅事情などにより減少傾向だそうです。

 

確かにコンクリートのマンションやサイディングの住宅には

スズメが巣をつくる隙間はなさそうですよね。

防犯や快適さを求めた結果の自然界への影響⁈でしょうか。

 

スズメが減ると…

害虫に蝕まれる農作物が増えたり、ハシブトガラスが急激に増加するとか。

 

そんなことで昔からの「鳥追い」は、

スズメに害虫駆除や雑草排除をお願いするために

カカシを備え付ける程度にしていたのですね。

 

やはり先人の知恵は素晴らしいです。

②次侯・第十一侯 3/25~3/29

桜始開
さくらはじめてひらく

桜前線が北上して各地で桜の開花宣言される頃

今も昔も、春といえば『桜』

 

桜は春の象徴で、日本中で誰もが咲くのを待ちわびる花。

別れと出会いの季節ですので、思い出を彩ってくれる桜。

 

うららかな春の陽気に誘われて、

生まれ育った故郷や住んでいるところの開花時期や開花状況は気になりますよね。

 

その昔、農家の方々は桜をみて、豊作を祈り

貴族の方々はうたげを開き、花の美しさを愛でていました。

のちに自然を讃え心を豊かにする「開運行事」の“お花見”となったようです。

(奈良時代、お花見といえば桜ではなく「梅」だったそうです)

 

『桜前線』発表の目安は、

開花…各地の標本木の花が5~6輪咲き始め
満開…つぼみの8割以上が開いた状態

 

お花見の見頃は、開花から一週間ほどが目安だそうです。

日当たりや天候により異なって来ますが…

今年もベストな時にお花見が出来るといいですね。

 

 

桜とは…『サ・クラ』=『沙・坐』

つまり神様の座っている木

 

開運も兼ねてやはりお花見に出かけたくなりますね。

舞ってきた花びらが、バッグや服に付いたら神様からの嬉しい幸運のお裾分けです♪

手で払わずにお持ち帰りくださいね。

③末侯・第十ニ侯 3/30~4/3

雷乃発声 
かみなりすなわちこえをはっす

春の訪れと共に雷が鳴りはじめる頃

冬の間、鳴りをひそめていた雷が聞こえ始めます。

寒冷前線の通過などによって起こる春の雷は、

雪や雹(ヒョウ)を降らせて作物に被害を与えることもあり、

春浅き時期の不安定なお天気が続きます。

 

「雷」の語源は『神鳴り』だといわれていて、

昔は“雷神”さまが雷を鳴らしていると考えられていたようです。

 

「雷の多い年は豊作になる」との言い伝えがあるのは、

雷の光が稲を育てると思われていたのでしょうか…

 

また「稲妻(いなずま)」という言葉は「稲の夫(イネのつま)」が語源で

昔は男女ともに配偶者のことを『つま』と呼んでいたんですって。

 

秋分の初侯「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」と対になる侯ですね。

本日【春分の日】は、春のお彼岸の「中日」(ちゅうにち)

 

ご先祖様にお彼岸団子や牡丹餅をお供えしたり、

お線香とお花でお墓参りに行かれる方も多いと思います。

 

悟りの世界、生死を超えた理想の世界 「彼岸」ひがん

現世の私達が暮らしている迷いの世界 「此岸」しがん

そして太陽が真東から昇るこの日、太陽は真西に沈む…

 

つまり西の彼方の「極楽浄土」とつながりやすい日。

 

ご先祖さまとも近づける日。

感謝の氣持ちをお伝えしましょう。

 

 

春のお彼岸は、牡丹餅
秋のお彼岸は、お萩

材料も用途も同じなのに、季節によって名前と形状が異なる…

その時期のお花に合わせた名前…

そんな自然界に寄り添い季節を意識する感性、粋で素敵ですよね。

 

春のお彼岸の時期

寒気も和らぎ日差しも春らしく暖かく、過ごしやすい気候になります。

 

と同時に、菜の花が咲く頃、しとしと雨が降り続く「菜種梅雨」の時期でもあります。

 

霧雨のように細かい雨は静かに優しく大地を潤していきます。

咲き急いでいた桜の花は小休止。

でも全ての作物にとって恵みの雨なのです。

 

私達も時には小休止しながら

春風に乗って軽やかに羽ばたきましょう!

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

https://www.youtube.com/@DrHosei

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