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季節を表わす二十四節氣【大暑】

梅雨明けして最も暑い時期です…

大きな暑さ⁈ですものね

 

気温が上昇して本格的な暑さの夏到来です

⁡【大暑】2026年7月23日(〜8/6)

“夏”本番

 

痛いくらいの陽射しと生暖かい風

アスファルトの照り返しが暑さを助長します

 

【小暑】の後を受けての【大暑】です

暑気至りつまりたるゆえんなれば也

夏の暑さが極まる季節…夏真っ盛りです

 

湿度が低く例年より爽やかな梅雨を過ごしていたのに

梅雨明け前、7月はじめにすでに真夏日や熱帯夜になりましたね

 

今年も暑い夏のようです

〜七十二候

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

①初侯・第34侯 7/23〜7/27  

桐始結花
きりはじめてはなをむすぶ

桐が花を咲かせる頃

盛夏を迎える頃には卵形の実を結びます

 

桐は伝統的に神聖な木とされ

豊臣秀吉などの天下人が好んだ花であり

現在も日本国政府の紋章として使用されています

 

“桐”の花って薄紫色の釣り鐘型ですって…

 

背の高い木に咲くので見上げないと、ですが

清楚で甘い香りだそうです

 

でも…お花よりも木の方が身近ですよね

 

中国では「鳳凰(ほうおう)」が止まる神聖な木とされています

 

国産材の中で最も軽いので木材としての価値も高く

乾燥時期には縮んで通気性をアップして

高湿度の時には膨張して湿気をシャットアウトする

 

日本の風土に適している“桐”ですね

 

防虫・防湿・耐火性に優れた木材ですので

お着物を入れる「和箪笥」や

大切な物を入れる「箱」、和楽器の「琴」などに重宝されてきました

 

そして色褪せたり痛んだとしても

削って磨いて調整してまた新品のように蘇る

 

昔からの知恵は

自然界の理に適っていることしかしない…

 

人にも自然にも優しいですね

 

 

最も身近な桐の花は

皇室の紋章や500円硬貨でしょうか

②次侯・第35侯 7/28〜8/1

土潤溽暑 
つちうるおうてむしあつし

蓮熱気がまとわりつくような蒸し暑さを迎える頃

「土熱れ(つちいきれ)」と呼ばれるように

雨で湿った土が太陽に熱せられて

ムワッとした熱気やモワッとした湿気を放ちます

 

ジメジメ&ムシムシの日本の厳しい夏です

 

地面から陽炎(かげろう)が立ち上がり

アスファルトの照り返しで吸う息も熱く感じられます

 

 

私たちには辛いこの暑さですが

木や草花は緑をますます濃くしてのびのびと成長して

田畑の作物も太陽の恵みとともに育っていきます

 

ただ最近は危険な暑さの猛暑や酷暑と言われるように

お米・お野菜・果物たちにとっても

これまでと違う暑さに

⁡大きさや品質や収穫量に影響が出てもおかしくないですよね

 

 

ここでも生活の知恵…

 

暑さをしのぐための“打ち水”

 

水が蒸発する時の気加熱により地面や空気中の温度を下げる効果

昔は都会でも地面は土が多かったので

打ち水により一瞬にして

舞い上がった土埃を落ち着かせると同時に

ひんやり涼感を演出できていたのですね

 

でも現在でも日陰に打ち水をすることで体感温度を下げて

その場所から打ち水をしていない場所へと

心地よい風を送れるのに効果的だそうですよ

 

“打ち水”で夏の夕方に涼をとるのですが

元々は神様の通る道を清めるための打ち水だったんですって…

③末侯・第36侯 8/2〜8/6

大雨時行 
たいうときどきふる

⁡⁡⁡夕立や台風などの夏の雨が激しく降る頃

しとしと雨ではなく地面を叩きつけるような大粒の雨

きれいな青空に湧き上がる入道雲は夕立を教えてくれます

 

一瞬で空気が入れ替わる夕立

乾いた大地を潤す自然界からの激しい⁈“打ち水”ですね

 

このような局地的な雨は

「夕立は馬の背を分ける」
(馬の背の半分は雨で濡れているのに半分は全然濡れていない)

と言われ

激しい夕立のごく近い場所は晴れている様子を表しています

 

短時間の夕立が過ぎると

何事もなかったかのように

眩しい夏の陽射しと賑やかな蝉の鳴き声が戻って来ます

 

近年はこの時期だけでなく

晴れれば猛暑や酷暑

雨ですとゲリラ豪雨や線状降水帯など

極端な天候になってきていますよね

 

「日本の四季」が昔話になりませんように…

 

 

雲の頭が坊主頭に見える“入道雲”

坂東太郎・信濃太郎・四国三郎など

土地や川の名前の愛称⁈で呼ばれることも多いそうです

小暑】の最後に書きましたが

7月20日から「夏土用」に入っています(〜8/6まで)

 

2026年夏土用の“丑の日”は7月26日です

 

 

季節の変わり目の「土用」

ココロとカラダが次の季節へと移動する準備期間

 

体調を崩しやすい時期でもありますので

ビタミンA・B群を含むうなぎは高タンパクで消化がよく

疲労回復や食欲増進効果があり

夏バテを防ぐ合理的な食べ物なのです

 

でも実は…

天然うなぎが最も美味しい旬は秋〜冬だそうですよ

 

また、うなぎが苦手な方は

「うどん」「うり」「牛」「うめ」などなど…

“う”のつく食べ物で夏バテ対策をなさってください

暑さで消化や代謝機能が低下しますので

『土用たまご』『土用しじみ』などの他

黄色の食べ物が弱った機能を補ってくれます

 

とうもろこし・かぼちゃ以外でも

パイナップル・カレー・卵焼き・プリンなどもいいかも

 

 

 

この時期「夏の土用干し」と言って

カビや虫の害から守る為

衣服や書物に風を通して陰干しする習慣があります(ありました)

 

「梅干しの天日干し」もこの時期ですね

 

 

 

年々厳しくなる夏の暑さ…

 

暑い中でも“花火大会”や“夏祭り”は楽しみですよね

 

熱中症・夏バテで体力消耗してしまいませんよう

栄養補給や充分な水分摂取を心がけて元気に過ごしてまいりましょう

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