前回、感性(センス)を高めたければ、実践継続、練習が大切という話をしました。
五行論でいうと、センスは「火」であり、それを高めるのは「木」でした。
すなわち、
木が淡々と成長することをやめないように、
同じことをやり続けていくことで、
火が大きくなっていくという理屈でしたね。
さて、発想力やアイデアは、五行論でいうと「水」のエネルギーになります。
そして、
「水」を生み出し強めていくのは「金」、
すなわち、行動です。
「木」が、同じことをやるのに対し、
「金」は、違うこと、まだやっていないことをやるという行動です。
しかも、詳しい理屈は省略しますが、
この場合の「金」のキーワードは、
戦略的行動、
実績、
賞賛、
真面目さの行動
になります。
つまり、行き当たりばったりで、とにかく早く動くというよりは、
むしろ、ゆっくりでもいいので、
法則、ルールに従いながら、
しっかり実績を上げるべく戦略的に行動するということです。
例えば、私が長年携わった化学の研究は、「金」の行動です。
それまでに証明されている法則に従って仮説を立て、
さまざまな可能性を考えて実験計画を組み、
誰がやっても同じ結果が出るように手順を整えて、
誰もやったことのない実験を行います。
その戦略的行動を取ることで、
予想通りの結果になったり、予想もしないことが起こったりします。
その経験を重ねると、そこから新しい発想やユニークな企画が生まれてくるのです。