こんにちは!篠田法正です。
何か問題が起きたとき、
ピンチをチャンスにとらえて、
前向きな気持ちになることを「プラス受信」と呼んでいます。
先日、ある方のコーチングをしていたら、
「プラス受信の考え方に少しずつ慣れてきた気がします。
普段からそういう思考回路でいることは、
ポジティブで健康的なメンタルでいるためにも、
たくさんの人に知ってほしいことだと改めて感じます」
とコメントがあり、とても嬉しく思いました。
さて、このプラス受信ですが、
出来事に対して
後から「これは◯◯◯のチャンスだ」と思いつくことは、
ある程度できるようになるのですが、
問題が起きたその瞬間に「チャンスだ!」と感じられるようになりたいと思うことがあります。
そうすれば、人生全体が楽天的で幸せになり、成長も目標達成も早くなるからです。
そこで、今日はプラス受信のセンスの高め方についてお伝えします。

頭であれこれ考えるのではなく、
感覚的、瞬間的にチャンスだ!と感じとるのは、
知性(インテリジェンス)ではなく、感性(センス)です。
センスは、陰陽五行論で考えると、「火」になります。
「火」は、「木」があることで大きく燃え上がりますね。
「木」は、一つの方向に向かってまっすぐ成長し続けるエネルギーです。
ですから、あなたがもしセンスを高めたいと思うなら、
「木」の実践・継続が一番効果的だということになります。
例えば、熟練した金属加工の職人さんは、
ピカピカの金属板の表面を手で撫でただけで、
ミクロン単位のわずかな凹凸を感じ取ることができるそうです。
この職人さんの卓越したセンスは、
生まれながらに与えられているものではありません。
何年も何十年も、同じことを実践継続し、
熟練してきたからこそ、身につけられているわけです。
つまり、センスを磨くには、同じことを飽きずにやり続けるということに尽きるのです。

そこで、「プラス受信のセンス」の高め方です。
まず、達成したい目標を明確にして、強く心に刻んでおきましょう。
目標、目指す世界の明確化がとても重要です。
そして、例えば、
仕事で失敗した、
財布を忘れた、
などの問題が起こったときはもちろんのこと、
目覚まし時計が鳴った、
信号が青に変わった、
箸が転んだ、
などの日常の何気ない出来事を見つけては、
意図的に「チャーンス」と心の中で叫んで
自分の目標が達成された幸せな場面を妄想するのです。
これを繰り返し、繰り返し練習することで、プラス受信が、体質に変わっていきます。
この時、注意することがあります。
どうやったらその目標が達成できるのかという、
やり方を先に考えてはいけません。
考えるという「思考」は、「水」です。
「水」は「火」を消してしまうように、思考は、感性を弱めてしまいます。
「火」を高めたければ、考えずに、感じ取るのです。
例えば、こんな感じです。
「うわあ、寝坊しちゃった!」
「チャーンス!」
「武道館1万人コンサートをやるアーティストになるチャンス!」
「ワクワクするなあ」
「どうやるかは、知らんけど」
もちろん、この練習を人にしゃべっては言ってはいけません。
変態扱いされます。笑
人知れず、あなたの成功を加速させていきましょう。
では、またお会いしましょう!

ミッションメンタリング協会
代表理事
篠田法正
