先日、とある立食形式の交流会で、起業したばかりの方と話をする機会がありました。
「とにかくやることがたくさんあって、忙しいです」
と、いろいろ頑張っている様子をうかがいました。
ただ、どこか不安そうな表情で、目の奥にも輝きがなかったので、
「ところで、どこを目指しているんですか?」とお尋ねすると、
「え?」と驚いた様子で、少し考えてから
「とりあえずフォロワーを増やして、インフルエンサーになるんです!」
と答えてくれました。
「どうして、インフルエンサーになるんですか?」と聞くと、
「え?」とまた考え込み、「働く女性を元気にしたいからです」とのこと。
目線が落ち着かない様子が印象的でした。
どうやら、ちょっと困らせてしまったようで、ドリンクを取りに行ってしまいました。
(ああ、やっちゃった。意地悪なおじさんになってる・・・)
起業家さんに会うと、ついつい「何のためにビジネスをしているのか」、目的を聞きたくなるのが、私の悪い癖です。
ただ、経験上、何のためにこの事業をやるのかを明確に語れる人ほど、困難にぶつかっても諦めず、最終的に成功していくようです。
一方で多くの人は、
「どうやって(How)」ばかりを追いかけ、
「なぜ(Why)」を見失ってしまいます。
コンパスのない航海のように、どんなに努力しても、行きたい場所には辿り着けません。
逆に、目的が明確なら、努力は自然と最短距離になります。