こんにちは!篠田法正です。
「今日は大安吉日、めでたい日だ!」
「ああ、この日は仏滅だから、結婚式は別の日にしよう」
「葬式は友引を避ける」
なんて言葉を聞いたことがあると思います。
すべて挙げてみると、
先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6つになり、「六曜」と呼ばれています。
例えば、今日が先勝だとすると、明日は友引、その次は先負というように、
六曜は上記の順番で、日替わりでやってきます。
この六曜というもの、元々は日本古来の迷信だったようですが、
数百年も続くうちに、人々の心の中にしみついて、
運命的に意味を持つようになったと考えられます。

実は、六曜には、算命学の原理でもある「立体五行」の考え方が入っています。
立体五行とは、
東・西・南・北・天・地の6方向に対して、
五行(木、金、火、水、土、土)を当てはめて、意味を持たせる考え方です。
通常の五行論(平面五行という)が
東・西・南・北・中央に
木・金・火・水・土を当てはめるのですが、
立体五行では、中央を天と地に分けます。

今日は、意外に知らない、六曜についてお伝えします。
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先勝は、東とか、木性の意味合いがあります。
東は太陽の昇る方向。
したがって、先勝の日は、何事を始めるにしても午前中にすると良いとされています。
また、木性は守備本能ですので、何かを守ることで吉となります。
先負は、西、金性です。
金性は攻撃本能。
何かを攻撃すること(解決、新規開拓など)において吉です。
西ですので、始めるなら、午後にしたほうが良いとされています。
赤口は、南、火性です。
火性は伝達本能ですので、宣伝したり、伝えたりするのに良い日です。
南は精神の未来を表しますので、
未来の夢に向けて何かを始めるのは良いのですが、上棟式や工事の着工は駄目とされています。
赤が血を連想させるから、大工さんや工事関係者が嫌うからだそうです。
また、家を建てるのに、火は縁起が悪いという説もあるようです。
友引は、中央(地)、土性です。
土性は、引力本能。
財運を引き寄せるとか、人気を呼ぶには最適な日です。
ただ、葬儀は駄目です。
亡くなった人が、弔問客をあの世まで引っ張っていってしまうからと言われています。
火葬場は、友引はお休みです。
仏滅は、北、水性です。
北は精神の過去、先祖や霊という意味があり、先祖供養をすると良い日です。
また、物事を終わらせるのは吉ですが、始めるのは凶とされています。
始めても、長続きはしないようです。
仏滅というと何やら不吉な意味を連想しますが、
水性は習得本能であり、学ぶにはもってこいの日になります。
大安は、中央であり、天上を意味します。
オールマイティです。あらゆるもののスタートには吉とされています。
ただし、その日が天中殺の場合は、スタートを避けましょう。
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いかがでしょうか。
私自身の知識のまとめとして書きました。
ご参考になれば幸いです。
では、またお会いしましょう。

ミッションメンタリング協会
代表理事
篠田法正
