考えてみてください。
ペンギンが小さな羽をバタバタ動かして一所懸命、空を飛ぼうと努力しても、苦しいばかりで、何も起こりません。
でも海中に潜ればもう大丈夫。
努力しなくても素早く上手に泳げる。
能力が増えたわけではありません。
自分の個性と環境が合っただけ。
人生も同じです。
多くの人が苦しくなるのは、能力が足りないからではなく、
自分の資質と生き方の方向が少しズレているから。
だから「自分を知る」と、急に力が抜ける。
頑張り方を変えなくても、人生が自然に動き始める。
私はこれを、人生を変えることではなく、「人生の軸がそろう」と呼んでいます。
未来を作り直すのではなく、もともとあった流れに戻る感覚です。
もしかすると、多くの人が本当に求めているのは成功方法ではなく、
「自分はこのままでいいのだ」と納得できる感覚なのかもしれません。
その納得が生まれたとき、人は初めて、安心して前へ進めるようになるのです。
次回はさらに踏み込んで、
「では、どうすれば本来の自分を知ることができるのか」について書いてみようと思います。
またお会いしましょう。