五行論では、事業の成長を「木」に例えることができます。
木は根を張り、幹を太くし、枝葉を広げていきます。
そして算命学では、「木」は守備本能を表します。
今の状態を維持、継続したい、守りたいという本能です。
つまり、本来、事業の成長には、「守り」という要素が含まれているのです。
私は、何かを守りたいという強い思いが、事業を育てる原動力になるのではないか、
と考えています。
ただし、「守りたい」という思いだけでは、事業にはなりません。
もう一つ、大切な問いがあります。
「それを守るために、何を変えたいのか?」
先ほどのお弁当宅配なら、守りたいのは、高齢者が安心して暮らせる毎日。
変えたいのは、食事は届いても、日々の孤独や異変に気づいてもらえない状況です。
だから、単なる宅配ではなく、
見守りの仕組みまで事業に組み込むということになるのです。
守りたいものがある。
だから、何を変えるべきかを考える。
そこから、守るための知恵が生まれる。
こうして強い事業コンセプトが生まれていくのではないでしょうか。
もし今、起業を考えているなら、
あるいは今の事業に物足りなさを感じているなら、
商品やサービスを考える前に、自分自身に問いかけてみてください。
「私は、何を守りたいのか?」
「それを守るために、何を変えたいのか?」
その答えの中に、あなただけの強い事業コンセプトのタネが眠っているかもしれません。
また、お会いしましょう。