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彼の運命を変えたものは?

こんにちは!篠田法正です。

数年前、脱サラした男性に出会いました。

 

どうやら前職では、優秀な企画営業マンだったようで、

企画がヒットして表彰されたこともあったようです。

 

彼は、何かにつけて言葉の最後に「バカヤロー」というのが口癖でした。

 

優秀な自分から見たら、

他の人がすべて「できない人」「使えない人」に見えたのでしょう

 

私は、ずいぶん個性的な人だなぁとは思いながら、

彼の博識ぶりと頭の良さに一目を置いていたので、しばらくお付き合いしていたのですが、

その後、次第に連絡が途絶えるようになりました。

 

そして、風の噂に、彼は何度も事業を立ち上げては失敗し、姿を消していったということです。

 

 

実は、彼のように、優秀な能力を持ちながらも、

口癖や性格のおかげで運を下げてしまうケースは意外に多いようです。

 

明治の文豪、幸田露伴はこんな言葉を残しています。

「人は、自分の性格に合わない運命には出会わない」

 

つまり、その人の性格があるからこそ、

その性格をより発揮しやすい状況を招き、

そういう運命を作っていくことになるわけです。

 

 

例えば、怒りっぽい性格の人は、

怒りっぽい状況に追い込まれることが多く、

喧嘩やトラブルに巻き込まれやすい運命になります。

 

例えば、ケチで貪欲な性格の人は、

出し惜しみし、損得感情で生きることで、

人から妬まれたり、見捨てられたりして、寂しい運命となるでしょう。

 

例えば、楽天的な性格の人は、

ピンチが訪れても落ち着いていて、

チャンスと捉えて努力・成長していく運命になるでしょう。

 

そして例えば、人に優しく、常に感謝する性格の人は、

多くの人から愛され、援助される運命を引き寄せることになるでしょう。

 

 

「性格が運命をつくる」

覚えておきたい言葉ですね。

 

 

ちなみに、

算命学で人の宿命を読み解くことができますが、

そこからわかるのは、

その人の「性格」ではなく「性格のタネ」です。

 

例えば、算命学の牽牛星(プライド)という性格のタネは、

褒められたいという想念(本能)を表します。

 

そして、仮に牽牛星という性格のタネを持って生まれたとしても、

 

褒められたいために、

他人をおとしめ、「バカヤロー」という口癖の性格になるのか、

 

自ら努力して賞賛に値する実績を上げようと、

戦略的に動く性格になるのか、

選ぶことができるのです。

 

つまり、行動、態度、口癖などの性格は、自分でコントロールできるはずなのです。

 

だとしたら、

残りの人生の幸運をつかむために、

あなたはどんな性格になりたいですか?

 

 

秋の夜長に、そんなことを考えてみてはいかがでしょうか。

では、またお会いしましょう。

ミッションメンタリング協会
代表理事
篠田法正

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