
こんにちは!篠田法正です。お元氣ですか?
梅雨入り前のこの時期、氣持ちがいい日が続いていますね。
ステイホームで、こもりがちな毎日ですが、急に氣温が上昇して、身体がついていかないこともありますので、自然界のリズムに合わせて、体調を整えていくよう、心がけたいですね。
さて・・・、
オンラインセミナーが流行っています。
様々なノウハウや、身近なことのテックニックまで、様々なことを教えてくれるセミナーが溢れています。
ちょっと、考えてみましょう。
「教える」と「伝える」って、似ているようで違うのです。
陰陽五行論では、
教えるは「水」のエネルギー、
伝えるは「火」のエネルギー。
両者は、似て非なるものです。
水は、様々なものを溶かして吸収し、大地を潤して涵養し、樹木を育てるエネルギーとなります。
火は、燃え広がって伝わっていきます。
火が燃え移ると、それは大きなエネルギーとなり、熱や光、そして動力になります。
なので、
教えるは、コンテンツ(内容)を受け渡して、成長の糧とすること。
伝えるは、それによって、相手が動き、変わること。
木に水をあげても、木は木のままです。
木に火をつけると、燃えて灰に変わります。
つまり、「変わる」のです。
学校の授業や講義は、教えるのに対し、プレゼンテーションやマーケティングは、伝える。
「よし、こうしよう」
「それ、欲しい」
という変化が起こります。
セミナーというものも2種類。
知識やノウハウを教えるタイプのセミナーと、教えるだけにとどまらず、セミナー後に行動させることを目的とするもの。
私のセミナーや研修では、後者であることを意識しています。
ところで・・・、ちょっとぼやき。
私も年をとってきたせいか、世間の風潮に批判的になってしまうことがあるのですが、
最近、「わかりやすさ」を求めすぎる風潮にあると思います。
わかろうとする努力を放棄しているかのように見えます。
時には、相手の説明に対して、「わからない」と言うことによって、相手を貶め、自分が優位に立とうとする人もいるようです。
「わからない」のは自分の理解力が足らないということなのに。。。
もちろん、伝える時には、わかりやすさが重要です。
でも、教えるとき、あるいは、学ぶときには、わかりやすさばかりを追求して、その奥にある真理、深遠なもの、大切なものを、そぎ落としてしまうことがないだろうか。
そう思うのです。
書店に並んでいる本も、わかりやすい本ばかりが売れます。
もちろん、商業的に売れなければ伝わらないというのもわかりますが、本というものの重要な役割は、真に必要な知識、智慧を受け継ぎ、世に残していくことでもあると思います。
例えば、尊敬する鴇田正春先生の本、「今こそ、東洋の知恵に学ぶ」
算命学の奥義、東洋史観について書かれていますが、その内容の深さと格調の高さ、そして先生の見識の高さが詰まった本当にいい本だと思います。
ただ、読んだ方からは、「難しい」という声が多いのも確かです。
でも、難しい本を苦労しながら読みこなすことで、人は成長し、進歩しますよね。
わかりにくいから売れない、わかりやすい本しかつくらない、そんな風潮が、ちょっと心配です。
あ、ぼやきがすぎました。
それでは、今日も元氣に充実した1日をお過ごしください。
「自然界の法則で自分らしく」
篠田法正でした。

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