こんにちは!篠田法正です。
私は、かれこれ15年ほど、算命学という東洋の人間分析の学問を研究しています。
実によく当たるし、様々な問題解決に活用できる実用的な学問だと考えています。
ただ、同時に、分析結果にとらわれたり、決めつけたりしてもいけないとも思っています。
その人をよく見て、その人の言葉をよく聞き、
その人の生き方を尊重することこそが最も大切なことなのです。
算命学の宗家、高尾義政博士は、生前こうおっしゃっていました。
「人は、心の次元が高まると、星が当たらなくなる」
その意味するところは、
「学びや行動によって心の次元を高めていけば、
いかに悪い星回りでも、それにまったく左右されず、
穏やかな日々が約束される」
ということです。
心の次元が低い人を分析すると、
算命学の技術を適用して見た通りの人生を歩んでいます。
運の悪いときには、星通りの運の悪い人生を歩み、
運が良くなると暗示される時には、確かに運勢が上がっています。
一方、自然界の法則に逆らうことなく、
しっかりと自分の心を見つめ、問題に向き合い、
自分らしく乗り越えていく努力を重ねている人は、
心の次元が上がっていきます。
そして、凶運とされるときにもさほど運氣が下がらず、
吉運のときには予想以上に運氣が上がるのです。
つまり、算命学の分析結果が当たらなくなるようになったら、
見事な生き方をしていると言えるのです。
ですから、算命学の正しい活用方法は、こうです。
もしも人生でうまくいかずに辛い目にあっているようなら、
まず算命学で分析して、自分の個性・才能に氣づき、
自分らしくないことをやめて、
宿命を活かすように生きることで
人生が本来の軌道に乗り始めます。
次に、
持って生まれた宿命と人生経験から、
自分の心を素直に見つめ直し、
何のためにどう生きるのかという「自分軸」を確立します。
そして、夢を描きながら、
目の前の困難な課題に向き合い、
ときに苦労し、努力しながらも
自分らしく才能を活かすという
充実体験を繰り返していくうちに
心の次元を上げていく。
そうすることで、真の生まれてきた目的を果たすことができるのです。
別の言葉で言うと、
宿命に沿うことで人生の軌道に乗り、
宿命に挑戦することで人生を充実させる
ということになるのでしょう。
いかがでしょう?
あなたの人生の考察にお役に立てたとしたら幸いです。
またお会いしましょう!
ミッションメンタリング協会
代表理事
篠田法正