こんにちは。篠田法正です。
前回まで、算命学における「鬼」とは、執着や思い込みであるとお話してきました。
では、どんな人が、鬼に取り憑かれやすいのでしょうか。
たとえば、こんな場面。
一緒にプロジェクトを進めようと約束していた知人から、急に連絡が来なくなった。
その瞬間、
「ああ、嫌われたんだ」
「一緒に仕事したくないと思われたんだ」
そう結論づけて、落ち込んでしまう。
もし心当たりがあるなら、それは少しだけ、鬼が入り込んでいる状態かもしれません。
なぜなら、連絡が途絶えた理由は、本当はいくらでも考えられるからです。
急に別の仕事で忙しくなったのかもしれない。
身内の介護が始まったのかもしれない。
体調を崩している可能性だってある。
あるいは単純に、メッセンジャーアプリの不具合かもしれません。
可能性は、ひとつではない。
それなのに、ネガティブな解釈を一つだけ選び、それを「事実」としてしまう。
これが、鬼の働きです。
つまり、悲観的な思い込みという鬼に取り憑かれやすいのは、早合点してしまう人。
曖昧な状態に耐えられず、早く結論を出したくなる人です。
心理学的に言えば、「不確実性への耐性」が低い状態。
そして算命学で見ると、実はこれにも傾向があります。
たとえば、
- 車騎星(スピード)
問題に直面すると、すぐ解決したくて動きたくなる。
- 牽牛星(プライド)
明確で整理された関係性やルールを好み、曖昧さを苦手とする。
- 貫索星(ストレート)
予測不能な人や状況に強いストレスを感じやすい。
- 調舒星(フォーカス)
自分が感じたことに集中し、突き詰めてしまう。
これらの星を強く持つ方ほど、無意識に「答え」を急ぎ、思い込みの鬼を招きやすくなります。