
こんにちは!篠田法正です。
今日は、古代からの東洋の知恵が、現代の私たちにとって有益なヒントをくれるというお話。
東洋では、昔から、世の中のすべての物事を、木、火、土、金、水という5つのエネルギーに分類していく考え方がありました。
五行説とか五行論と言います。
そして、何がどのエネルギーなのかを、五行配当表というものにまとめられています。
たとえば、
春は木、夏は火、秋は金、冬は水。(季節の変わり目を土)
東は木、南は火、西は金、北は水。(中央が土)
青は木、赤は火、白は金、黒は水、黄色は土。
というように分類されているのです。
なので、春と、東と、青は、同じカテゴリに入ります。
青春という言葉がありますが、春は青いというわけです。
この五行配当表によれば、「言」すなわち言葉は、金に配当されています。
そういえば、「白状」、「告白」、「自白」、「独白」など、言葉に関する慣用句は、白という色がよく使われますが、白は、金ですよね。
でも、なぜ、言葉が金なのでしょう。
ちょっと難しくなりますので、頑張ってついてきてくださいね(笑)
東洋では、この世には、現実と精神の両方が存在すると考えます。
五行でいうと、木と金は現実、火と水は精神、土は両方だと考えます。
金は、現実のエネルギーです。
また同時に、金は、攻撃、行動、変革なども表します。
金属でつくった硬い武器が攻撃や破壊に使われているイメージをしてみてください。
つまり、金は、現実であり、攻撃、行動、変革でもあるのです。
そして実は、「言葉」というものが、人間の思考を現実化したものなのです。
ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」という本が有名ですね。
例えば、氣温が上昇し、汗が出てしょうがないとします。
モヤモヤします。
この状況をなんとかしたい。
この、不快に思った状態では、何も起こりません。
そして、言葉にします。
「暑い! アイスが食べたい」
するとどうでしょう。
冷たくておいしいアイスクリームが明確にイメージされて、それが欲しくてたまらない氣持ちが高まります。
やがて、あなたは、アイスクリームを手にすることになります。
つまり、
頭の中で思ったこと、アイデア、感情などを、言葉にすることで、実際に現実化されたのです。
まさに、言葉は、現実を作り出す、現実を変えていく一歩になるのです。
だから「金」なのです。
こう考えると、夢を実現するためには、
頭の中でモヤモヤするだけではなく、言葉にすること、そして発言することです。
夢は叶うと言いますが、叶うという字が、口に十と書くので、夢を、十回口にすると、叶うと言われていますね。
つまり、夢を言葉にするのです。
ミッションメンタリングの『2nd Stepブレない自分確立講座』や、私が時折行う企業研修では、夢を言葉にするということを、とても大切にしています。
こうしたい、こうなったらいい、こうありたいという思いを、具体的に、細部にこだわって言葉にしていくプロセスを経験していくうちに、人はどんどん元氣に明るくなっていきます。
思いを現実化するために言葉にする。
思いを金に固めるのです。
ただ、同時に言葉は攻撃、破壊のエネルギーですから、人を傷つける可能性もあります。
氣をつけたいですね。
沈黙は金ともいいます(笑)。
バランスと配慮を忘れずに。
さあ、今日も自分軸を生きていきましょう!
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