こんにちは!篠田法正です。
部屋の片付けをしていたら、いろいろな資料が出てきて、
驚きと懐かしさを感じているこの頃です。
昔いただいた資料で、算命学高尾学館宗家、高尾義政先生の言葉をメモしたものが出てきました。
今日は、それをシェアいたします。
運命学における幸せについての言葉です。
自己の宿命を知るということは、
自然界が知らしめている「生きる条件」を知ることに他なりません。
別にその条件に従わなくても人間は生きていけます。
それは、生年月日=人間ではないというところにつながるものとなりますが、
しかし、人間が自己の本質を完全燃焼させていくことは、
自然界=神が与えてくれた、
その人間だけに持たせた特有の幸福への窓口を教えてくれることなのです。
その幸福の姿というのは、その人自身の価値観においてであって、
傍から見ての幸福というのとは別問題なのです。
第三者が見て、仕事などでとても苦労にあえいでいるように見えても、
本人は非常に幸福を感じている場合があるわけです。
自己の生き方を自然が与えた基本線に則る方が本人にとって一番楽なのです。
しかし、様々な環境の作用などで、その基本線から外れてしまっているのが、
世に悩み多い人たちなのです。
その外れてしまった基本線にどうすれば戻れるのかということを、
まずその「人間のあり方」という面から考えていってみましょう。
そこにはまず、「無意識」の心というのが必要なのです。
財力が欲しいと固執したとすると、それは常に財力意識しているわけです。
意識していると、一時的には財をつかむかもしれませんが、
意識し続けると非常にエネルギーが消耗するのです。
逆に無意識というものは、あまりエネルギーを使っていませんから、休まるのです。
儲かり方も少ないかもしれませんが、損をすることもまた少ないわけです。
故に、無意識で進んでいくと、
生まれ持った自分の本質へそのまま入っていけるのです。
例えば、今年は天冲殺だと力んでいると、天中殺に引っかかってしまうのと同じです。
天中殺は、知識として知っておくにとどめ、
こういう事はしてはいけないとか、
こういう事には乗ってはいけないとか、
そういうことを知っていて、その上で無意識の中に消化できる心にするのです。
無意識の心になってしまうということは、
のれんに腕押しと同じですから、
天中殺が来ようと、ひっかからないのです。
意識というのは、心がある一点に凝り固まり、ある種の引力作用を引き起こします。
ところが、無意識に過ごせば、因縁と和合できるわけです。
たとえ悪霊だったとしても、
意識しないわけですから、
素通りしていってしまうのです。
いかがでしたでしょうか。
たまたま見つけた資料でしたが、
ちょうど今の自分に必要なタイミングで目の前に現れたと思えてなりませんでした。
では、またお会いしましょう。

ミッションメンタリング協会
代表理事
篠田法正
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