このうち、人間関係をこじらせる主な本能が、攻撃本能(金)です。
そして攻撃本能には、
とにかく行動して早く結果を出そうとする「陽」の攻撃本能と、
ゆっくりでもいいのでしっかりと実績を作っていこうとする「陰」の攻撃本能があります。
ご質問の、自虐ばかり言うネガティブ思考の人は、
陰の攻撃本能が悪い方向に働いている(陰転している)ことが原因のようです。
陰の攻撃本能は、わかりやすく言うと、
「褒められたい」「認められたい」という気持ちです。
この本能が良い方向に働くと、
自分に誇りを持ち、まわりの評価を裏切らないために努力し、
品性品格を備えていくことになります。
そして、段階的に成長し、名誉を得ていきます。
一方、悪い方向に働くと、
自分の実力や実績以上に、過度に自分のプライドを保とうとします。
実績のある人にすり寄って権威を得ようとしたり、ブランド品に身を固たりします。
あるいは、プライドを保てないことで劣等感を高めてしまい、自虐的になるのです。
つまり、今回の問題の「自虐ばかり言うネガティブ思考の人」は、
本当は褒められたいのに、
自分には褒められるべき実力や実績を持っていないと言う思い込みが強く、
その結果、攻撃本能が陰転してしまっているのです。
そして、「どうせ自分なんて」と過度に卑下して、
相手から「そんなことないよ」と言ってもらうことで、
別の形でプライドを保とうとしているのです。
陰の攻撃本能が陰転している人に、褒める言葉はあまり効き目がありません。
褒めれば褒めるほど、「そんなことはない、自分はダメな人だ」とさらに陰転が進むのです。
陰の攻撃本能(金)が陰転している場合の改良法は、
まず新しい方向(習得本能、水)を示すことです。
まず、まずこちらが、
「あなたはあなたらしく成長し、ユニークな世界を作る人だよ」
ということを強く信じて相手に対応してあげることです。