支配とは、自分の不安を減らすために、相手を動かすこと。
- こうしてくれたら安心
- そうしてくれないと困る
- 間違えられると不安
この不安を解消するために、正しさや善意を使って、相手の選択を奪っていきます。
一方、コントロールとは何か。
それは、自分の責任範囲を引き受けることです。
自分の感情、
自分の判断、
自分の行動。
コントロールするのは、相手ではなく、「自分自身」です。
「ミッションメンタリング®」で一貫して大切にしているのは、この視点です。
「相手をどう変えるか」ではなく、「自分は、どう在るか」。
自分軸がある人は、相手を支配しません。
なぜなら、相手がどう選ぶかと、自分がどう生きるかをきちんと分けて考えられるからです。
だから、
- 助言はするが、決めさせる
- 見守るが、放り出さない
- 関わるが、縛らない
この距離感が取れます。
支配は、相手の「可能性」を奪います。
コントロールは、相手の「主体性」を育てます。
そして不思議なことに、人は、支配されたときよりも、信頼されたときのほうが、ずっと大きく成長します。
メンタリングとは、「正解」を教えることではありません。
相手が、
- 自分で選び、
- 自分で立ち上がり、
- 自分の人生を引き受けていくための
「安全な場」をつくることです。
もしあなたが、「相手のために」と思いながら、どこか苦しくなっているなら、
もしかすると、支配とコントロールの境界線を越えかけているサインかもしれません。
その境界線を引き直すことは、相手のためであると同時に、
自分自身を自由にすることでもあるのですね。