ミッションメンタリングで使用する解析ソフトの画面です。
(会員は、スマホからIDとパスワードでいつでも使用できます)
生年月日を入力すると瞬時に計算されて、図のようなキャラクターチャートが現れます。
この図は、とある方(実在の2代目経営者)の例です。
左下と右下と右上に3つの『動物』、そして、左右上下中の5つの『トイロキャラ』が表示されます。
大まかに言えば、動物は性格を表し、トイロキャラは持って生まれた能力や想念を表すといってよいでしょう。
配置される場所にも意味があります。
どの動物、どのキャラがどの配置になるかは、人によって千差万別で、それがその人の宿命であり個性となります。
この人の場合、ユニークが真ん中で、しかもユニークが3つもありますね。
真ん中のトイロキャラは、その人の生き方を表しますので、この人は、ユニークな生き方をするということです。
それぞれのキャラのアイコンをタッチすると、解説文がポップアップします。
例えば、真ん中のユニークをタッチすると、
・好奇心が強く、改革心が旺盛
・そのため、他人と同じことは好まず、斬新な個性的な知恵を出し、時には奇人変人に見られることもある
・未知の世界への冒険心は、知性的な探究心となったり、旅行や外国への強みともなる(以下省略)
と出てきます。
どうも、頭はいい人のようです。
一般的には、5つのキャラがバラエティに飛んでいるとバランスが取れて経営者向き、少ない種類に限らてかたよると、専門家向きと考えます。
ユニークが3つもあって偏っているので、どちらかというと、経営者というよりは、コンサルタント向きではないかと思われます。
もし、この方が経営者をやる場合、自分の持っていないキャラを持っている人と上手に組んで、互いに協力し合いながら、経営するのが良いでしょう。
右の位置は、その人の適職を表すとされています。
この経営者のように右にハートフル(愛情奉仕、回転財)がある人は、お客様に対するサービスとか人助けの仕事、お金を動かす仕事、統率力を発揮する仕事が良いとされます。
これも、ソフトのハートフルのキャラをタッチすると、どんな仕事が向いているか、細かく説明文が現れます。
さて、ミッションメンタリング講座(応用以降)では、単にキャラをタッチすれば見られるような性格や潜在能力だけでなく、
どんな能力を活かすと心がワクワクするか、
どんな配偶者に恵まれやすいか、
上司や部下との関係性はどうか、
活かすべき才能はどれか、
などなど、様々な観点から相手の個性を、複合的に読み解くスキルを学びます。
また、その人が、その時に悩んでいることや挑んでいる課題に対して、どの能力をどのように活かしていけば良いかなども見ることができるようになります。
しかも、悩みの分野は、仕事、家族、子育て、未来の方向性など、多岐にわたって対応することができるのです。
さすが、3千年の歴史の中で培われてきた技術ですね。
さて、この事例の経営者ですが、この図を見ながら考えていくと・・・、先代社長の時代から会社に残っている年上幹部に対しては、かなり冷たくあたる人だと思われます。
また、部下に対しては、育てることに無関心、自分と同じようにできないとイライラするのではないでしょうか。
社内に味方になってくれる人が見つかりにくいので、経営は難しくなると思います。
仕事については、才能を持っているのですが、もし、この人が、苦労すべき時に苦労せず、親(先代経営者)の庇護のもとで甘やかされていたとしたら、その才能が磨かれないのです。
したがって、いざ、自分が経営を引き継いだ時、頭の良さが災いして、現場では理屈通りにいかず、業績を上げることも難しいかもしれません。
ところで、この方、性格は猿が二つです。
基本的に子供っぽい部分があるかもしれません。
行き詰まったら止まってしまいます。
6月に店長を集めて、「もう、潰れるか、買収されるしかないのよ……」と号泣したと報じられています。