こんにちは!篠田法正です。
すみません、感染とか伝染とか、今は聞きたくない言葉かもしれませんね。
今日は、伝染すると嬉しいものについてお話ししましょう。
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先日、ある方が事業計画の相談に来られました。
時間がない中、至急、事業計画書を作る必要があるとのことで、切羽詰まっているようでした。
「どこまで、できていますか?」
と尋ねると、
「まだ、全然手をつけられていない状態です。」
どうやら、いろいろあって、3日ほど、ろくに寝ていない様子。
元氣がありません。
(うーん、いい感じだなあ)
私の方も、次の予定がびっしりです。
こんなとき、もし、あなたならどうしますか?
私は、彼にこう言いました。
「やろうとされている事業についてお話し下さい。」
「はい。」
彼はホワイトボードに絵を書きながら、ポツリポツリと話し始めました。
こんなときの私は、全身が「耳」状態です。
事業の内容を聞きながら、興味をもつポイントを見つけていきます。
そして、彼の話に付け加えるように、
「うわあ、だったらそれは、〇〇ということなのですね!」
「これは、ひょっとして、こういう価値もありますね」
「この事業のポイントは、これですね!」
「それは、こんなふうにも考えられますね」
「すごい! これなら、きっと〇〇にも役立ちますね」
「これは、世界が変わりますね!」
アイデアを加えたり、別の見方をしたり、ポイントを指摘したりしながら、私は、「事業の価値」を思いっきり膨らませていきました。
その事業が、どれだけ人を幸せにするかという尺度です。
そんな時の私は、妄想力全開です。
一人で、どんどん暴走します。
ワクワク感が最高潮に高まっていくのです。
すると、さきほどまで元氣がなかったその方が、次第に顔を紅潮させながら、「そうなんです、そうなんです」と興奮していきました。
そして、びっしり書き込んだホワイトボードを写真にとって、ニコニコしています。
私は、手持ちの事業計画書のサンプルを見せて、「これを参考にして、今のアイデアをまとめてみてください」と言って、送り出しました。
エレベーターに乗り込んだ彼の顔は興奮氣味でした。
この間、面談時間は30分でした。
その晩遅くに、彼からメールが来ました。
「あれから、帰りの2時間の電車の中で、事業計画書の下書きができちゃいました!」
やったー! すごい!
人は、ワクワクエネルギーが高まれば、パフォーマンスが最大限に引き出されるんですね。
そうなんです。
私のやったことは、彼をやる氣にさせただけなのです。
それが事業計画を最速で作成する最大の秘密だったのです。
お氣づきと思いますが、人をやる氣にさせる一つの方法は、まず、自分が思いっきりワクワクしてやる氣になる。
そうすると、相手も自然とワクワクして、やる氣になっていく。
そうなんです。
やる氣は伝染するんです。
本当です。
もしも、
あなたのお子さんや部下、クライアントがやる氣を失っていたら、まず、自分がワクワクして、やる氣になる。
一度お試しください。
効果は驚くほどですよ。
では、今日も自分らしく、最幸の一日を!!!
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