以前、ある経営者の方がこんなことを話していました。
「最近、人に仕事を任せるようになって、もう忙しくなくなったんです。」
最初は良かったそうです。
時間ができた。
余裕ができた。
ところが、その余裕でのんびりする時間が増えるほど、行動は減っていきました。
新しいことにも挑戦しなくなり、気づけば以前より元気がなくなっていました。
その方は、典型的な「スピード」タイプでした。
スピードは、走っている時が一番元気なのです。
もちろん、闇雲に走ればいいわけではありません。
基礎を学ぶ。
本物に触れる。
歴史や先人の知恵から学ぶ。
その方向へ、誰よりも早く動くのです。
それが、スピードの強さです。
もう一つ、スピードの人におすすめしたいことがあります。
ライバルを持つことです。
昨日の自分でもいい。
少し先を走る仲間でもいい。
競争する相手がいると、スピードさんは早く成長します。
だから、
あまりにも穏やかで競争のない環境では、力を持て余してしまうことがあります。
スピードは、戦うことが好きなのではありません。
昨日より成長した自分で、正しく、役に立つことが好きなのです。
そして、最後にもう一度確認です。
スピードは、速く走ることだけが才能ではありません。
本当の才能は、とにかく動き出すこと。
それが、スピードの才能なのです。
プロセスを「速く」進むことではなく、
動き出し(スタート)を「早く」することです。
それが結局、人生を前へ進める一番の近道なのです。