陰陽五行論と算命学では、決断する力を「金」のエネルギーで表します。
「金」には、攻撃・破壊という働きがあります。
ここでいう破壊とは、人を傷つけることではありません。
不要なものを切り離す。
選択肢の中から一つを選ぶ。
進む道を決め、それ以外の道を断つ。
それが「金」の決断力です。
では、この「金」は、どこから生まれるのでしょうか。
東洋の自然観では、金属や岩などの鉱物は、土の中から生まれると考えます。
これを土生金(どしょうきん)といいます。
土の中には、さまざまなものが含まれています。
いろいろなものが集まり、蓄えられ、長い時間をかけて固まっていく。
それが「土」のエネルギーです。
私たちも同じです。
情報を集める。
経験を積む。
成功や失敗を振り返る。
自分が大切にしてきたものに氣づく。
そうしたものが積み重なるうちに、「私は、これを大切にしたい」「この方向へ進みたい」という自分の基準が形になっていきます。
この基準が、『自分軸』です。
「土」の中から「金」が生まれるように、
『自分軸』という「土」が育つと、決断する「金」の力が生まれるのです。