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季節を表わす二十四節氣【立冬】

【立冬】2023年11月8日(~11/21)

秋の土用明け

本日から冬の節氣に入ります。

 

冬の気配が感じられる頃

 

北国からは初雪の便りも届き

日差しも弱く、木枯らしが吹き始め木々の葉を落としていきます。

 

といっても、今年は秋の終わり頃でも真夏日⁈の地域がありましたね…

でも節氣には『冬』の文字が出現です。

 

冬の氣立ち初めていよいよ冷ゆれば也

冬の季節を感じ寒くなっていく時期。

徐々に冬らしい冷え込みに、木々達の冬枯れの様子が目立ってきます。

〜七十二候〜

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

 

①初候・第五十五候 11月8日~11月12日

山茶始開(つばきはじめてひらく)

「つばき」と読んでいますが『山茶花』(さざんか)が咲く頃

つばきは品種により冬から春にかけて開花していくので、

初冬のこの頃に開花するのは“さざんか”だそうです。

 

冬枯れで色のない景色のなか鮮やかな赤い山茶花に魅了されますね。

 

 

椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)の違い

《椿…ツバキ》
万葉集の記述や縄文時代の遺跡からも種が発見されている、
歴史の古い日本を代表する花木で、茶花としても好まれています。

種からの油(椿油)も有名ですよね。

開花期:11月~3月
葉の特徴:葉のギザギザが浅く葉柄に毛がない
花の形:筒状で立体的で厚みがある
散り方:お花ごと花首から落ちる

 

《山茶花…サザンカ》
ツバキ科の常緑低木
ツバキと似ている庭木で耐寒性が強く、半日影まで植え付け可能だそうです。

童謡の「たきび」という曲。

“かきねの かきねの曲がり角〜、焚き火だ 焚き火だ 落ち葉焚き~”の2番には、
“サザンカ サザンカ咲いた道~”という歌詞でしたね。

開花期:10月~12月
葉の特徴:椿より小ぶりでギザギザが深く葉柄に毛がある
花の形:平開きなので平面的で厚みはなく薄い
散り方:花びらが一枚づつバラバラに散る

 

やはり似ていますが、お花の散り方が全然違うのですね。

サザンカは花びらが一枚づつ散りますが

ツバキは指が触れたらお花ごとポツンと落ちてしまうので、

武士達からは「首が落ちる」ので縁起が悪い、と嫌われていたそうです。

②次侯・第五十六候 11月13日~11月17日

地始凍(ちはじめてこおる)

張りつめた冷氣のなか大地が凍り始める頃

夜間の冷え込みも厳しく、冬であることを肌で感じられる時節です。

「海凍る」「川凍る」
「滝凍る」「月凍る」

など『こおる』という言葉がよく使われています。

 

本格的な冬はまだまだ先ですが、

寒さに慣れていないこの時期は

聞いただけで思わず身構えて肩に力が入ってしまいそうで⁡す。

③末侯・第五十七候 11月18日~11月21日

金盞香(きんせんかさく)

水仙の花が咲き始める頃

「キンセンカ」とありますが水仙を指すそうです。

 

水仙の花の黄色いところを黄金の杯『金盞(きんせん)

まわりを囲む白い花弁を銀の台『銀台(ぎんだい)

にたとえて「金盞銀台」と呼び慣わしたことによるそうです。

11月といえば…「酉の市」

 

毎年11月の酉の日に行われる「酉の市」は

鷲や鳥にちなんだ寺社を中心として行われる恒例行事。

 

縁起物を買い、商売繁盛と来年の幸福を祈願する、江戸時代から続く伝統的なお祭りです。

 

【今年の開催日程】
一の酉:11月11日
二の酉:11月23日

『酉の市』の頃になると、年の終わりの近づきと冬の訪れを覚悟させられます。

そして11月15日は「七五三」

 

子どもの健やかな成長に深謝して

これからのご加護を祈って神社に参拝する行事。

 

子供の年祝いです。

「三歳」…髪置
「五歳」…袴着
「七歳」…帯解

昔はこのような名称が付いていたようです。

 

多くの子ども達が出産時や幼いうちに亡くなっていた頃、

小さな子どもの命は神の領域にあり

その運命を決めるのは“神様”と考えられていたようです。

 

そして三歳・五歳と無事の成長を喜び拝謝してお祝いしましたが、

七歳は特に大きな節目として、

氏神様にお参りして『神の子』から『人の子』となり、

地域の一員として迎え入れられる「氏子入り」の風習があったそうです。

 

危うい乳幼児期を無事乗り換えた七歳のお祝いは、それ程重要視されていたのですね。

 

七五三といえば『千歳飴』

 

鶴と亀・松竹梅などおめでたい絵柄で紅白セットの千歳飴。

長い千歳飴には子どもの長寿を祈る親の願いが込められているそうです。

長さ1メートル以内、直径1.5センチ以内と決まっているそうです。

 

細長い千歳飴の袋を引きずらないように持つのは大変でしょうが、

大事そうに抱えている姿はとても愛らしいです。

今年も残り2ヶ月だなんて…

 

でも11月に入ってから真夏日⁈を記録した地域もありますね。

急な冷え込みの寒さというより、一日の寒暖差にお氣をつけてくださいませ。

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

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