自然界の法則で、自分らしく輝く

プレ講座
生き方キャラ
トイロキャラ解説
ピースチャート解説
入門講座
公式LINE
Chikakoハッピーコラム

季節を表わす二十四節氣【小寒】

【小寒】2024年1月6日⁣(〜1/19)

あけましておめでとうございます。

通年お忙しい皆さまもお年始はごゆるりと迎えられましたでしょうか⁈

 

新年早々の能登半島の度重なる地震と津波。

二次災害のような支援物資の海保機と旅客機の衝突。

皆さまのご無事と、一日でも早いライフラインの復興を願っております。

 

 

お正月も一段落⁈

そろそろ通常生活に戻る頃かと思います。

 

明日(1/7)は、お正月のお飾りを外す「松の内」ですね。

本来は小正月の1月15日まで飾っていたそうです。

 

睦月(むつき)最初の節氣【小寒(しょうかん)

本格的な冬で寒さが厳しくなってくる時期。

池や湖の氷が厚みを増してきます。

 

冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故益々冷える也

この日から2月3日の「節分」までを『寒』又は『寒の内』といい、

本日『寒の入り』で、お便りは「寒中お見舞い申し上げます」となります。

〜七十二候〜

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

 

①初候・第六十七候 1/6~1/10

芹乃栄(せりすなわちさかう)

せりが生え始める頃。

冷たい水辺で育つせり…

一箇所から競り合って生えているので『芹』となったそうです。

日本書紀にも名が見られるほど、古くから食用とされてきた日本原産の野菜。

香りが良く整腸作用や免疫力を上げたり老廃物を排出するなどの効果がある、まさに和ハーブですね。

②次候・第六十八候 1/11~1/15

水泉動(しみずあたたかをふくむ)

「水泉」とは“湧き出る泉”のこと。
地中で凍った泉の水が溶け動き始める頃。

日本は水資源が豊富ですから美しい泉がたくさんありますよね。

森の中に今は静かに佇むそんな泉も、既に少しずつ春に向かい動き出しているのですね。

空気も水も冷え切った真冬の時期に、

目には見えない自然界の変化を見逃さず感じとれるって素晴らしい感性ですよね。

③末候・第六十九候 1/16~1/19

雉始雊(きじはじめてなく)

雄のキジが甲高い声で鳴きはじめる頃

キジの「ケーンケーン」という声が聞こえたらパートナー探しの合図です。

全長80cm程の尾の長い美しい緑色の金属光沢のオス、

50~60cmの薄茶色で土や枯れ葉と同化する地味な色がメスです。

 

「雉」は、平地の林や山地、河川敷など明るい草地に生息しています。

「朝キジが鳴くと雨、地震が近づくと大声で鳴く」などと言われる程、私達の身近な鳥なのですね。

足のウラで振動を察知するので地震は事前に解るんですね。

緊急事態には飛びますが、空を飛ぶというより空中移動という感じです。

 

いざという時以外は草むらから凄い勢いで走り去ります。

上半身はそのまま足だけ必死で動かして逃げるんです。

時速32キロが観測されているようですよ。

 

また雛を連れたメスは、敵の気配に氣づくと自ら怪我を装って敵をひきつけ、ヒナを草陰に避難させます。

オスは常に周囲を警戒しながらメスを見守り、敵の気配に氣づくと大きな声で鳴きメスを逃がすそうです。

 

キジは優しく家族愛に溢れているのですね。

さすが!桃太郎の頼もしいお供の一員です。

1月7日は、五節句のうちの「人日の節句」

そして「七種(草)がゆ」ですね。

『七日正月』とも言われ大切にされてきたようです。

 

七草粥を食べると、万病と邪氣が祓われて、長寿になると言われています。⁡

 

簡単に七草の説明を、加えておきます。

  1. せり
    強い香り
    清水の湧き出る場所に、競って生える
    競り勝つ

  2. なずな
    ペンペン草
    道端や、土手の日当たりの良い場所に生える
    汚れを除く

  3. ごぎょう
    ハハコ草
    全体白い毛に覆われて、春先に黄色の小さい花
    仏体

  4. はこべら
    ハコベ
    ひよこ草とも言い、白い花で小鳥の好物で薬草
    繁栄がはびこる

  5. ほとけのざ
    コオニタビラコ
    田や畦に自生、放射状に広がり黄色の花
    仏様がゆっくり座る

  6. すずな
    カブ
    神を呼ぶ鈴

  7. すずしろ
    ダイコン
    汚れのない清白(すずしろ)=大根

以上の七草で、

お正月のご馳走でちょっと疲れた胃腸に、春の芽吹きを温かいお粥でいただく。

ココロとカラダの無病息災を祈り、やさしさに包まれてお祝いしましょう。

そして、軽やかにスタート致しましょう!

(消化器系の脾臓や胃、疲れ目などの肝臓に効果もありますよ)

11日は「鏡開き」

神様にお供えしていた鏡餅を下げて、お汁粉などでいただきます。

 

神聖なものですので刃物は使わずに木槌などで小さくします。

“割る”や“砕く”と言わずに「開き」。

素敵な表現ですよね。

 

鏡餅にこもる年神様の力をいただき、家族円満や開運を招きましょう。

この神聖な鏡餅を崩すことで、完全にお正月の終わりを意味するようです。

 

 

もうひとつ、お正月といえば

“七難を除き 七福を与える” 七福神めぐり

こちらも『松の内』が良いとされています。

 

恵比寿天
商売繁盛・五穀豊穣・家内安全・日本の神様

大黒天
財宝・福徳・食物の神様

毘沙門天
戦勝・北方の守護神・仏教の守り神

弁財天
紅一点・音楽や知恵・大河の女神

布袋尊
不思議な力・福徳円満・弥勒菩薩の化身

福禄寿
子孫繁栄(福)・富貴繁栄(禄)・健康長寿(寿)

寿老人
幸福・財宝・寿命・福の神様

 

都内では

浅草名所七福神
亀戸七福神
柴又七福神
山手(目黒界隈)七福神

など沢山の七福神めぐりがあります。

 

ただ、松の内は混雑するかもしれません。

少し落ち着いてからでも“福”はいただけるでしょうから、

お住まい近くの七福神を巡ってみるのもいいですね。

 

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

\9期生募集中!/

相手を読み解き、
相手を輝かせていくメンターになる。
そんなあなたを応援します!

関連記事

PAGE TOP