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季節を表わす二十四節氣【大雪】

【大雪】2023年12月7日(~12/21)

山々に雪が激しく降りはじめ、本格的な冬の始まりです。

気温が低いので雪は溶けず、降り積もり冬景色になってくる頃。

 

雪いよいよ降り重ねる折からなれば也

雪が降り積もる時期で冬の到来を感じる頃。

いよいよ冬将軍のお出ましです!

 

サザンカやシクラメンやポインセチアが華やかに美しく、

そして南天の実も赤くなり、まさに色を添えてくれます。

 

〜七十二候〜

春夏秋冬、一年間を二十四分割した二十四節気を更に三分割したのが七十二候。
⁡季節それぞれの出来事をそのまま名前にした言の葉、約五日ごとに移ろう細やかな季節。

 

①初候・第六十一候 12月7日〜12月11日

閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)

天地の氣が塞がれ冬がおとずれる頃

空を塞ぐように厚く重い雲。

冷たい氷雨や雪をもたらすその雲で冬を知らされ、生き物達もじっと氣をひそめます。

 

「塞」には、『砦』とか『戸』という意味があり、

それを「閉じる」ということで

寒さや病気が入り込まないように閉じて塞ぐという意味

 

集落の入り口に立つ『道祖神』

村に冷たい空気や邪悪な物が入らないように遮り、人々や旅人の安全を守って下さる…

「塞の神」(さえのかみ)と言われていたのもわかりますね。

②次候・第六十二候 12月12日〜12月16日

熊蟄穴(くまあなにこもる)

熊が冬籠もりで冬眠するため穴にこもる頃

冬眠と言っても、冬の間ぐっすり眠っている訳ではなく

脈拍や呼吸数を減少させ、

食料不足対策や体力温存のために⁡ほとんど身動きしないんですって。

 

そしてこの間は全く食事をせずに出産&育児をするって、すごいですよね。

 

冬眠前の体力で寒さや天敵からこぐまを守り、

春までに少しでも大きく育てなくてはなりません。

 

かなりなハードなお母さん熊ですが、

わずかな物音やにおいの刺激が氣づけるほどの浅い眠りだそうです。

 

無事に冬を越えたら春の暖かい気配で、一緒に穴から出て行動開始です。

 

冬眠出来るための栄養を蓄えるための食糧は

自然界の中で準備万端整えられることを願います…

 

 

ツキノワグマは樹洞を利用して、⁡ヒグマは斜面の土を掘って冬の寒さを凌いで冬眠だそうです。

他にシマリス・カエル・ヤマネ・コウモリなども寒くなると冬籠もりです。

③末候・第六十三候 12月17日~12月21日

鱖魚群(さけのうおむらがる)

海で育った鮭が群がって川を遡上する頃

産卵のために自分の生まれた川への里帰り。

 

なんとあの広い海の中に居ながら、

生まれた川の匂いを辿って上流目指して流れに逆らって故郷の河川を遡上するって

素晴らしいですよね…母川回帰‼️

 

“鮭”は昔から、災いを避ける(さける)とされ

卵の“いくら”は、子孫繁栄の象徴と考えられてきました。

 

鮭が獲れる地域では、お正月の縁起物とされています。

そして鮭が獲れない西日本では、鮭の代わりに鰤(ぶり)が使われるそうです。

 

 

冬は自然界の生き物にとって命がけのサバイバルですね。

 

今から次の季節に備えている自然界に見習って、

私達もエネルギーを酷使するより修復に費やし、心や体のメンテナンスに努めましょう。

冬の風物詩

 

「正月事始め」

歳神様をお迎えするための事始めは12月13日

「煤払い」は12月13日(又は12月20日)
一年の煤や埃を払って清める

「松迎え」お雑煮を炊いたり門松の木を山に取りに行く

 

旧暦12月13日に、江戸城で煤払いが行われて一般に広がったそうです。

 

単なるお掃除ではなく、新年を司る歳神様を迎えるための神聖なお清めの行事

 

つまり天井や壁、神棚や仏壇、

そして台所や水回りも念入りに綺麗にする、

大掃除のルーツがこの煤払いということですね。

 

大掃除は、けじめのひとつと考えられていて

日常生活の「ケ」の枯れた氣=ケガレを祓い

神聖な非日常の「ハレ」の日に回復することで、

元の氣に戻し『元氣』なエネルギーを迎え入れる。

 

こうしたケジメをつけながら暮らしを大切にしてきたのですね。

 

大掃除に限らず、隅(四隅)を綺麗にすることが大事なのですって!

四角い部屋を丸く掃くのは以ての外ですね…

 

12月17日~19日は、浅草 浅草寺の羽子板市が開かれます。⁡

 

羽子板を使う「はねつき」に厄祓いの意味があったそうです。

昔、幼い子供が羽つきをするのは、蚊に刺されないようにする為、災いを防ぐためだったそうです。

 

羽根の飛び交う様子が蚊を捕獲するトンボの動きに似ている、ということだとか…

 

羽子板で羽根を突いた時のクリアに響く高めの音は印象的ですが、

ムクロジの種子に付けた羽根を跳び交わせることが、本来の目的⁡なのです。

 

「はねつき」は、昔からの邪気をはね退けて無病息災を願うための楽しいお遊びだったのですね!

ミッションメンタリング協会
認定マスター
周防千賀子

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